ある場所に、あるものを配達する手配をすることになりました。
配達先の住所を聞いて、念のためにネットで検索します。
すると、その住所が出てこない。
正確に言うと、私がお客さんからもらった住所は、○丁目○番地までしかないのですが、そのエリアは○号まであるはずだと、インターネット先生が教えてくれています。
お客さんに電話をして確認したら、そこは震災の津波にながされた海沿いの町だということでした。
元々あった住所(区割り)はなくなってしまったそうです。
だから番地までしかなかったのです。
配達するものは、その復興を助けるためのもの。
配送業者への伝達事項に「現地復興中のため、1年半以上前の住所は現存しません。近くまで行ったら下記の連絡先に電話をして配達先に向かってください」と書きました。
なんとも言えない気持ちになりました。
その後、今日の地震が。
私は訳があって外を走り回っていたので気づかなかったのだけど、会社に帰ったらみんなに心配されました。
震災はまだ私たちを解放してくれません。
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