金曜日に心身ともに疲れすぎたので、心を持ち上げるために一人で六本木ヒルズに行きました。
疲れてずいぶん遅くまで寝てしまったし、おそらく午後は母の店に行って不動産トラブルの話をしないといけなくなると思っていたので行くかどうか悩みましたが、自分の時間を大事にしようと思い、出かけました。
目的は「
会田誠展:天才でごめんなさい」です。
私は現代アートを見るのが好きなんです(と言ってもそんなには鑑賞に行っていませんが)。
芸術がどうのというよりは子どものころに漫画に夢中になった感覚に近くて、面白いと感じています。
しかしこの展示、2ちゃんw見てたら既女板で非難轟轟だったので、その非難の内容を踏まえて行くかどうか悩んだのですが、とりあえず行くことにしました。
最近、ロリコン趣味とか性犯罪とかに対する耐性が無くなってんるですよね。
昔は平気だったんだけど、私の中で人というものに対する感情が変わってきたのかなと思います。
会田誠展は実際に行ってみると、全体的な過激度はそんなにすごくはなく(でもこれは好き放題ネットをやっている私の感想であり、残虐な作品も多かったので、子どもは連れて行かない方が良いと思う)。
18禁ブースの展示には嫌悪感を覚えたけど、それ以外は楽しめました。
お客さんは結構いたけど18禁エリアにいた人は少なかった。
みなさん良識があるんでしょうね。私は興味本位で入ってしまって後悔しました。
会田氏は母語(日本語)で話すことに関して強い思想があり、外国語は出来る限り話すべきではないという考えを表す展示が散見されました。
これに関しては私もほぼ同意です。
会田氏が使う日本語は美しいものではありませんし、文法的に間違っているなとおもうものもありましたが、「母語を話す事が大切だ」という事は「美しい日本語を話すということが大切だ」という事とは必ずしも同じでないのよね。
私が一番印象的だったのは「鶯谷図」です。
幼いころと中学校時代を鶯谷の目と鼻の先で過ごした私にとっては「あったあったw」という作品でした。
まあ、その後お世話になった亀戸錦糸町界隈(住んでいた訳では無い)も似たようなものだけどねー。
18禁ブースにさえ入らなければ良い展示でした。
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