「反面教師」と言う言葉があります。
悪い例を見て「ああはならないようにしよう」と言う意味の言葉です。
私は、「良い例」を見た時にこの言葉を思い浮かべます。
多分、自分が「悪い例」だからだと思います。
ああいう風にすれば良いんだ、と感じた時に「反面教師」と言う言葉が脳裏に浮かぶのです。
今日、そういうことがありました。
私の会社は「荒天」でとことんダメになる会社です。
サービスが提供できなくなってしまうこともあります。
なんとか立ち直ったとしても、提供が遅れ遅れになって、お客様には迷惑をかけてしまいます。
全てこちらの都合ですから、なかなかご理解いただくことは難しいです。
理解していただいたとしても、自分の会社の仕事を一番にこなしてほしいと言う希望から、厳しい言葉をいただくこともあります。
でも今日、最後まで私に気を使っていただいたお客様がいました。
全てこちらの都合で、24時間以上サービスの提供が遅れていたのに、私の事や私の会社の作業員の事を気遣ってくれて、感謝の言葉をいただきました。
私は本当に恐縮しました。
そして、私もこの人のように寛大になろうと思いました。
器の小さい私の反面教師です。
私は本当に恵まれていると思いました。