日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

夏向きの1冊?「冥途のお客」

2008年08月04日 | レビュー(書籍)
冥途のお客 (文春文庫 さ 18-13)





『佐藤邸、本日もあの世から千客万来!』

ギャハハーーー!!
帯のキャッチコピーから既に笑える。

読めば、これまた笑える。
江原啓之氏の霊視で死後の世界の宴会風景実況中継。
遠藤周作、有吉佐和子、開高健、川上宗薫らの会話がとってもリアル。

他には、

北海道の佐藤邸。
孫の夏休みの宿題が忽然と消えた。
探しまくっても見つからない。

「やられたーー!」

と悔しがる佐藤氏。
こ、こ、これい?
佐藤氏曰く、狐霊の仕業らしい。σ(^◇^;)

やがて絶妙のタイミングで探し物が見つかる。

「うまいっ!」

と思わずつぶやく佐藤氏。

こんなエピソードが満載。
もう、笑ってばっかしなのだ。

「死んだら全てなくなる」
「あの世なんてないさ」

と思っている人は、読んでみるといいんじゃないかしら。

あの世があると思う場合と、ないと思う場合。
どっちの考えを取り入れた方が、よりよく生きられるか、
考えてみるのもよいかもしれない。

個人的には、あの世があると思った方が、
この世をよりよく生きられるように思うのだけれど。。。



コメント (2)
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