AKさんから円高を放置するのは国益に反するのではないかとの意見があった。輸出立国である日本にとって円高は悲劇だとずーっと国民は教えられてきた。名古屋でも円高になると瀬戸の陶器業界の人がテレビに出て、「もうこれ以上円高になれば業界は終わりです。」とインタビューで答えていた。自動車会社は一円円高だと何百億の減収になると深刻そうな顔をする。そのような声は大きく報道され、日銀が為替介入し、自民党もアメリカ国債を買い、円安誘導に協力してきた。
その円安、金利安が生み出したのが円キャリートレードであり、世界の金融危機はこの円を使って世界中で運用された結果ではないか。つまり、日本から円が流出し、国内に還元されるはずの資金が世界に流れ日本人が金詰まりになったのである。そして本来暴落すべきドルを救ってきたのではないのか。
私は民主党の政策を擁護する立場にはないが、長かった自民党の悪政がようやく終わり、新しい政策がはじまるのだ。まだ始まったばかりで何も見えていない。そんな段階で批判をする気にはなれない。少なくとも何ヶ月かは黙って見ているほうが良いと思っている。
円高は確かに恐怖である、しかし不自然さは是正されるべきである。問題は、せっかくの円安のメリットを国内に還元せず、海外へ資金を回したことにある。
その反省から、ここは一気に内需を拡大すべきで、資金を国内へ回すべきなのだ。亀井さんの発言はそのような意味なのだ。
商売をしている中小企業の社長ならわかると思うが、銀行が貸すのは長期の県保証付きだけだ。習慣的に使われていた自己手形による短期資金はまず喜ばない。
いつから銀行がリスクを取らなくなったのかははっきりしているが、今回、亀井さんの提案と藤井財務の円高誘導で日本の金融政策は180度変わる。
内需拡大が国策となり、銀行は融資に走り回る。金が動き出すのだ。金が回りだせば景気は上向く可能性は高い。(希望的観測ですが・・・)
亀井さんの中小企業への返済猶予はモラルハザードを引き起こすという、でも巨額の資金を大手銀行へつぎ込んだ時点でそれはすでに失われている。同じ事を中小にもしたらどうだと言う亀井さんの意見はそれなりに正しい。
民主党の政策を危惧する意見は承知しているが、この20年間、良いことがひとつもなかったんだ、いまさら円高ぐらい怖くはない。とにかく何でもいいから自民党がやってきた逆をやれば景気は上昇するんじゃないの?とりあえず私は見守ることにする。
我々は(少なくとも私は)、自民党に嫌気がさして民主党を選択した。決して民主党が正しいとは思っていない。しかし、他に選択の余地がなかったんじゃないか。
始まったばっかりで、まだ何もしていないのだ。もう少し暖かい目で見てやってもいいのじゃないだろうか。
その円安、金利安が生み出したのが円キャリートレードであり、世界の金融危機はこの円を使って世界中で運用された結果ではないか。つまり、日本から円が流出し、国内に還元されるはずの資金が世界に流れ日本人が金詰まりになったのである。そして本来暴落すべきドルを救ってきたのではないのか。
私は民主党の政策を擁護する立場にはないが、長かった自民党の悪政がようやく終わり、新しい政策がはじまるのだ。まだ始まったばかりで何も見えていない。そんな段階で批判をする気にはなれない。少なくとも何ヶ月かは黙って見ているほうが良いと思っている。
円高は確かに恐怖である、しかし不自然さは是正されるべきである。問題は、せっかくの円安のメリットを国内に還元せず、海外へ資金を回したことにある。
その反省から、ここは一気に内需を拡大すべきで、資金を国内へ回すべきなのだ。亀井さんの発言はそのような意味なのだ。
商売をしている中小企業の社長ならわかると思うが、銀行が貸すのは長期の県保証付きだけだ。習慣的に使われていた自己手形による短期資金はまず喜ばない。
いつから銀行がリスクを取らなくなったのかははっきりしているが、今回、亀井さんの提案と藤井財務の円高誘導で日本の金融政策は180度変わる。
内需拡大が国策となり、銀行は融資に走り回る。金が動き出すのだ。金が回りだせば景気は上向く可能性は高い。(希望的観測ですが・・・)
亀井さんの中小企業への返済猶予はモラルハザードを引き起こすという、でも巨額の資金を大手銀行へつぎ込んだ時点でそれはすでに失われている。同じ事を中小にもしたらどうだと言う亀井さんの意見はそれなりに正しい。
民主党の政策を危惧する意見は承知しているが、この20年間、良いことがひとつもなかったんだ、いまさら円高ぐらい怖くはない。とにかく何でもいいから自民党がやってきた逆をやれば景気は上昇するんじゃないの?とりあえず私は見守ることにする。
我々は(少なくとも私は)、自民党に嫌気がさして民主党を選択した。決して民主党が正しいとは思っていない。しかし、他に選択の余地がなかったんじゃないか。
始まったばっかりで、まだ何もしていないのだ。もう少し暖かい目で見てやってもいいのじゃないだろうか。