マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

県外移転がこれで決定。

2010年01月25日 06時06分09秒 | ひとりごと
名護市長選が終わり予定通り基地移設反対派が勝利した。予想通りとはいえ、やや苦戦したと見るべきだ。いわば、利権と公共投資を人質に、現職が強みを発揮したのだ。自民党のいうような米国との信頼関係であるとか、日本の防衛をどうするのかというよりは、自民党はまさしく経済的な問題を論点にし、それが意外や接戦になった原因でもある。住民の中で基地に関連する人を除けば、基地を歓迎する人間などいるはずがない。
問題は、沖縄の不景気は内地の比ではなく、名護市にとって移設に伴う飴玉は甘くておいしかったのである。仮に名護への基地移設が立ち消えになれば今後の名護市の経済はどうなるのだという不安はいたし方のないことである。
仮に移設容認派が勝利すれば、鳩山政権の方針は大きく揺らぐことになっただろうから、首相もやれやれというところだろう。
基地移設がなくなったことにより名護市の経済がますます悪化するとしたら住民は民主党を恨むことになるかもしれない。政権としてはある程度の対策を立てるべきだろう。
いずれにしても、自民党は現職を公認せず公明党が表に出し、負けても打撃を受けないよう保身を図った。しかし、仮に現職が勝利したら大きな声で「移設は住民の希望である」と主張しただろうから自民党の方針はずるいのひと言だ。

いずれにせよ、鳩山さんの「グアム全面移転」の方針の障害物はなくなり、5月の決定を待つだけである。
検察の追及もそろそろ終盤戦を迎えている。おそらく国会開催中は検察との八百長を続け、参院選までにそれを終え、さらに外交的な「ビックリ」を発表し、参院選で自民党を徹底的に破るという賢い戦略である。ビックリの内容はもちろん私はわからない。たぶんひとつぐらいあってもいいんじゃないかと思うだけだが・・・。
あとは参院選までに「誰か」に支配されているマスコミをまともな姿にすることである。さあ、とりあえず国会を乗り切ることですな。