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三河の空気

2020-04-12 04:49:00 | 日記
一種言うに言われぬ独特のガサツさと横暴さがあります。トヨタの看板方式もそれに該当しますが、「これなんで」とガツンと手前のやり方ぶつけといて、平然としてるところがある。

細かなとこはさておいて、大雑把なラインを形で与えて、有無を聞かぬ横暴さでとにかくこうだ、と余分な他のディテールをはねつけます。

大勢で、一斉に、に関しては、そこそこの結託を醸せますが、個性にも面白みにも欠く傾向へは冷淡で無関心です。

ですから、個性的な方向で行きたい人は、県外に出てしまいますし、遊戯施設や文化財などに、今ひとつ盛り上がりを欠くのは、「他の人には分からんでもいい」気持ちが現れます。「特段困らないので、いい」発想が、根付いています。

いわく言い難いこの田舎根性は名古屋圏の明るさよりもうんと薄暗く、目立つことをさほど尊びません。横並びになれないと、排除し異端の目で見る気配、つまり同調圧力は強いです。しかもその自覚が薄く当たり前の風潮。

「どこにつけるか」を模索し、一旦見据える相手が決まれば、連帯し突進します。静かにコンセンサスを徹底しちゃう、この傾向が「ガサツで横暴」になっちゃうんです。ただ、個々人の発想、感情がさておかれてるので、集団としての動きには利便があり、味方であるうちは便利です。

良くも悪くも日本的です。個としての意見が要らないし、なくてもあんまり困らぬしつらえがあります。それを居心地といい、馴染めれば楽すぎます。鼻につけば出ていくしか楽になれません。

ので、私はちょっと苦手なのです。