大変残念なニュースが立て続けに入ってきました。
以下、ソースと共にご紹介しましょう。
高橋、トラン組ペア解消 世界フィギュア銅メダル
日本スケート連盟は18日、フィギュアスケートのペアで昨季の世界選手権銅メダルの高橋成美(20)=木下ク、マービン・トラン(22)=カナダ=組がコンビを解消したと発表した。両選手とも競技を続ける意向で、新しいパートナーを探す。
団体が初採用される2014年ソチ冬季五輪出場に向けて、トランは日本国籍取得を目指したが、日本に居住実績がなく難航していた。ただ関係者によると、国籍問題が理由ではないという。
高橋は「近年、競技に対する考えの食い違いからすれ違うようになり、大好きなスケートを継続する積極的な気持ちから、ペアを解消する決心をした」と同連盟を通じて談話を出した。
千葉県出身の高橋は、07年からトランとコンビを組み、ことし3月の世界選手権でペアの日本代表として五輪を含めて初のメダルを獲得した。今季は高橋が10月に左肩などの手術を受け、試合から遠ざかっている。
[ 共同通信 2012年12月18日 17:04 ]
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/headlines/20121218-00000021-kyodo_sp-spo.html
男子の村上が欠場=全日本フィギュア
日本スケート連盟は17日、フィギュアスケート男子の村上大介(陽進堂)が右肩故障のため21日に開幕する全日本選手権(札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)を欠場すると発表した。
村上は11月下旬のNHK杯(宮城セキスイハイムスーパーアリーナ)の公式練習中に右肩を亜脱臼し、ショートプログラム(SP)の演技途中で棄権。その後、手術を受けていた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/headlines/20121217-00000176-jij-spo.html
ツイッターより
@JPN_RUS_skate
【RT記事】リプニツカヤ選手は怪我の影響でロシアナショナルを欠場
ちなみに怪我、というのは外傷なので、おそらくファイナル棄権の原因にもなった転倒時のものですね。
特にこれからの進化が期待されていた高橋&トラン組のペア解消は大変残念です。
このブログでフィギュアを取り上げるときは主にシングルばかりでしたが、フィギュアはシングルだけでないのは百も承知しておりますし、時間が許す限り
ペアやアイスダンスも見ております。プロトコル分析とか詳しいルールについて語れるほどではないので、どうしても記事にする率が低かったのですが、
高橋&トラン組は好きなペアの一つだっただけに大変残念です。
また、上記記事によれば当事者の意識の違いを示唆していますが、その割には今夏THE ICEで演技を見た時など、それほどぎくしゃくした感じも受け
なかっただけに、本当に残念です。表向きの理由に国籍問題は出していませんが、この問題が無ければまた違った結論が出ていたのではないかという
邪推を取り払うことができないのは、おそらく私だけではないでしょう。
しかしその一方で、日本国籍を取得するむずかしさは如何ともしがたかったのもまた事実でありましょう。
大変残念ではありますが、高橋選手、トラン選手がそれぞれよきペア相手が見つかるように祈りたいと思います。
その際に問われるのは、なんといっても日本スケート連盟なのですが……。本当に頼りにならないことは日頃の役員や会長の言動でも明らかなので、
高橋選手は恐らく相手を探すのに大変な苦労を強いられることと思います。それでもどうかくさることなく、スポンサーや良識ある関係者にもご尽力いただき、
また生き生きと彼女がリンクで滑る日を待ちたいと思います。
本当にね…、日本スケート連盟がもうちょっとしっかりした団体ならファンも安心して応援だけして見ていられるのですが、自国選手を貶めてまで他国選手の
イメージアップに寄与してみたり、日本にとってメリットがない(断言します)団体戦を五輪に導入しようと明後日の方向で働いてみたりと、およそ日本の選手にとって
邪魔になることばかりする現状にはがっかりを通り越して失望するばかりです。
今回のような大事の時にこそ、真価が問われます。素質があるいい選手なのですから、連盟にはしっかりとしたサポートを是非ともお願いしたいところです。
そして村上選手、また他国ではありますがリプニツカヤ選手が一日も早く元気になりリンクに戻ってくるよう、願っております。
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