歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
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約束は守ります

2013年01月28日 | フィギュアスケート

昨日お約束しました通り、全米男子シングルの結果をお届けしましょう。

SP

1、ジェレミー・アボット          84.10

2.ロス・マイナー             80.99

3.ジョシュア・ファリス          79.78

4.マックス・アーロン           79.13

5.リチャード・ドーンブッシュ      77.66

 

FS

1・マックス・アーロン           175.87

2.ロス・マイナー             170.30

3.ジェレミー・アボット          165.23

 

総合

1.マックス・アーロン           255.00

2.ロス・マイナー             251.29

3.ジェレミー・アボット          249.33

 

20歳の全米王者誕生です。マイナー選手が21歳、上位二人がそのままワールド出場とのこと。

アボット選手は残念ながら四大陸を辞退したとのこと。

 

個人的な事情ですが、インフルエンザの疑いありでかなりしんどいので今日はこれにて。

 


欧州男女とちょこっとペア・アイスダンス+全米女子

2013年01月27日 | フィギュアスケート

Jスポ見られなきゃ見られないでやっぱりソワソワします。おまけに国体までやっているときたらもうどうしたら。

いや、特に何もしてないんですが。とりあえず仕入れた情報を上位のみまとめておきましょう。

まずはユーロから。

 

<ユーロ男子>

FS

1.ハビエル・フェルナンデス         186.07

2.ミハル・ブレジナ               163.68

3.フローラン・アモディオ           160.71

4.マキシム・コフトン              152.11

5.ブライアン・ジュベール           148.54

 

総合

1.ハビエル・フェルナンデス         274.87

2.フローラン・アモディオ           250.53

3.ミハル・ブレジナ               243.52

4.ブライアン・ジュベール           232.47

5.マキシム・コフトン              226.57

 

大事なことか些末なことか、人によっては受け取り方が違うでしょうがロシアの「コフトゥン」を「コフトン」表記にしました。

Jスポなどでは前者の発音なのですが、一般では後者のようなので。まあ人名の発音は難しいですね。

タクタミシェワさんなど、本当はもっと舌をかみそうな発音のようですがもうタクタミさんで勘弁して頂きます。

昨季のロステレでは羽生選手は「ユズラ」になってましたしいいですよね(それは別問題か)

 

さて男子ですが、ここに来てフェルナンデス選手が一気に上がってきました。そりゃ二種3回のクワド飛ばれたらもうこうなりますよね。

もちろんスケーティングも悪くないですし、点数がかなり開いちゃいましたがむべなるかなといったところです。

ブレジナ選手も頑張りましたね。なぜか本人も自認するように試合では4位になることが多かったブレジナ選手ですが、ユーロで堂々の3位です。

あと、個人的にこの大会での注目選手だったコフトン選手がまあまあまとめて総合5位になったのは上出来だったのではないかと思います。

しかしFSでのコンボ違反はもったいなかったですね。

 

続いて女子

 

<ユーロ女子>

FS

1.E.タクタミシェワ         131.67

2.カロリーナ・コストナー      130.52

3.アデリナ・ソトニコワ       126.38

4・ヴァレンティナ・マルケイ    112.84

5.ニコル・ゴスヴィアニ      103.49

 

総合

1.カロリーナ・コストナー         194.71

2.アデリナ・ソトニコワ           193.99

3.エリザベータ・タクタミシェワ     188.85

4.ヴァレンティナ・マルケイ       171.06

5.ヴィクトリア・ヘルゲソン        155.72

6.ニコル・ゴスヴィアニ          154.41

 

コストナー選手2連覇しました。点数景気良く出てますね、どの選手も。天野さん今回はあんまり仕事しなかったのかな?

あんまり渋い点数も見ていて楽しくないので別にいいんですが、また特定の人ばっかりURやDG取る癖は仕舞っておいてくださいね。

今回はユーロだったから大人しかったのかな。ふふふ。

そんな戯言はともかく、ロシアっこ2人もしっかり表彰台に乗りました。じわじわ刺してくる感じでやはり脅威ですね。

世界選手権はソトニコワ選手とタクタミシェワ選手、そしてたぶん6位の選手もそのまま出るでしょう。今回シニアでちゃんと

ミニマム達成してますし、ロシアナショナルでも上位に入ってますしね。

ユーロ勢はコストナー選手筆頭にいい感じでまとまりつつありますね。3月はどうなっているでしょうか?

 

それからペアとアイスダンスは総合上位のみちらっと。ペアはロシアのヴォロソジャー&トランコフ組が初制覇でドイツの

サフチェンコ&ゾルコビー組は2位でした。3位はベルトン&ホタレック組。

アイスダンスは1.2.4位をロシアが占め、3位にかろうじてイタリアのカップルが滑り込みました。ロシア本気出してますね。

 

では北米に目を移して全米女子。

<全米女子>

FS

1.グレイシー・ゴールド        132.49

2.アシュリー・ワグナー        121.27

3.コートニー・ヒックス         118.20

4.クリスティーナ・ガオ         117.54

 

総合

1.アシュリ・ワグナー          188.84

2.グレイシー・ゴールド         186.57

3.アグネス・ザワツキー        179.63

4.コートニー・ヒックス          177.92

5.クリスティーナ・ガオ         176.28

6.ヤスミン・シラジ            175.07

7・ミライ・ナガス              173.75

 

何だか予定通りというようなメンバーが表彰台のような。しかし、ワグナー選手がいまひとつ精彩を欠いているのは

怪我の予後があまり良くないのかどうか。四大陸には来ないじゃないかという気がしますがどうなるか。去年タイトル

取ってますしね。

個人的にはナガス選手はもうちょっと評価してほしいと思うのですが、うーん…。ジャン選手といい、米連盟の思惑は

こういうことなんでしょうね。

 

明日の朝には全米男子も結果が出ていると思いますので、明日は男子の結果をお届けしましょう。では今日はこれにて。

 


欧州も北米も熱い週末です+追記 ユーロ女子SP

2013年01月25日 | フィギュアスケート

ただいま欧州選手権と全米選手権真っ最中です。

残念ながら、昨年末でJスポの契約を切ってしまいましたので(不景気は本当に嫌なものです…)リアルタイムで見られなくて

大変残念です。

さて、ちょっと愚痴が入りましたが気にせず現在分かっている結果を上位だけでもご紹介しましょう。

ユーロ男子spと全米女子SPです。

<ユーロ男子SP 上位のみ>

1.フローラン・アモディオ           89.82

2.ハビエル・フェルナンデス         88.80

3.ブライアン・ジュベール           83.93

4.ミハル・ブレジナ               79.84

5.セルゲイ・ヴォロノフ            78.38

6.エフゲニー・プルシェンコ         74.82→WD

7.マキスム・コフトゥン             74.46

 

1位2位はFS次第で変動がありえそうですね。プルシェンコ選手は結構直前まで出るか出ないか危ぶまれていたほど

調子が悪かったそうですが、そのまま演技に出てしまいました。もはや満身創痍といった状況ですので心配ですね。

そんな中、ヴォロノフ選手とコフトゥン選手が地味に(?)頑張っています。コフトゥン選手は今、タラソワさんが見ているのですね。

スパルタ教育実施中なのでしょうか?

 

 

<全米女子 SP>

1.アシュリー・ワグナー            67.57

2.アグネス・ザワツキー           65.31

3.ミライ・ナガス                64.39

4.コートニー・ヒックス            59.72

5.クリスティーナ・ガオ            58.74

6.ヤスミン・シラジ              57.88

7.サマンサ・セサリオ            55.74

8.ハンナ・ミラー                54.47

 

他の注目選手では、グレイシー・ゴールド選手は9位、キャロライン・ジャン選手が12位発進となっています。

1位のワグナー選手は予想通りに来た感じですね。2位のザワツキー選手は国内だと点が出ますね。米スケ連が期待している

のかもしれません。3位のナガス選手は今季割と安定している印象ですね。NHK杯でも3位に入りましたし、FS次第ではもっと上に

行けるかもしれません。

それにしても、転倒と要素抜けのゴールド選手はともかく、見た目あんなにいい演技だったジャン選手が12位とは。場内のブーイングや

動画でも低い採点に不満があふれていますね。どうかめげずにフリーで頑張って欲しいです。米スケ連もなんだかな…。

 

余談ですが、国内大会(インカレ? 国体はまだですよね?)で佐々木彰生選手のEXがAKBで(もちろん女装)スパイラルもありだったとか。

ちょっと、いやかなり見たいんですが動画はないですかね。しかし忍者になったりAKBになったり芸達者ですね佐々木選手。

大学卒業後はプリンスとか入らないかな? まだまだ演技を見たい選手ですね。 

 

追記:ユーロ女子SP速報です。

ユーロ女子SP

1.アデリナ・ソトニコワ      67.61
2.カロリーナ・コストナー     64.19
3.ヴァレンティナ・マルケイ    58.22
4.エリザベータ・タクタミシェワ  57.18
5.ヨシ・ヘルゲソン        55.04
6.ビクトリア・ヘルゲソン     54.77


つぶし合いに意義はない

2013年01月24日 | フィギュアスケート

このところ、試合観戦やTVでの試合観戦で気になっていた「応援合戦」ともいえる試合観戦の姿勢について一つ。

もちろん私を含めて、皆さん応援する選手がそれぞれいらっしゃるでしょうし、特に応援に熱が入る選手がいる方も少なくないでしょう。

バナーやタオルでの応援も、周囲に迷惑にならない限りは問題ないと思います。

しかしここにきて、四大陸選手権以降の国内開催の試合においては、バナー掲出について規制が入ることになりました。

抽選というスタイルや、サイズ指定にご不満がある方もいらっしゃるかもしれません。特にバナーは作成に時間も費用も

かかりますから、今まで愛用していたものが使えなくなるとしたら残念なお気持ちも分かります。

ですが、バナーを貼る場所を巡ってのトラブルや、ごひいきの選手や同じファン以外は全く顧みない応援スタイルを貫き通す方が

いらして不快に思う方も少なからず出てきたのもまた事実かと思います。

 

競技ともなれば勝ち負けが当然決まります。その時の選手のコンディションや、他の選手の演技との兼ね合いで勝ったり負けたり

結果は毎回さまざまです。

しかし、大きな声援を飛ばしたりどんなに大きなバナーを貼ろうとも、最後は選手の演技次第です。(まあ、ジャッジの採点に問題があることも

多々、というか納得いかないことが多いのは分かります…)ミスが多ければ、いかにファンが応援しようとも後押しにも限界があるでしょう。

熱烈に応援している選手が負け、ライバル選手が勝てば悔しいのは分かりますが、不満はせめて同じファンだけが見る場所や仲間内で

ぶつけ合いませんか?

 

バナーやタオルの問題同様、最近ネット上(ブログやツイッターなど)で勝者を貶め自分が応援している選手が本当は勝っていたと主張したり、

あるいは気に入らない選手やもっとひどいケースは選手のご家族まで誹謗中傷したり非難するのを見ると、とても残念に思います。

 

全ての選手を好きになれとか、みんな応援しろというのではありません。好悪の感情はそれぞれですし、そんなことを私が強制できるとは

毛頭思っていません。

ただ思うのは、自分が応援する選手以外に頑張っている選手たちにも、最低限の敬意を持ち、彼らのファンにも配慮してお互いに快く

観戦できるようにしていった方がいいのではないかということです。

 

女子シングルだけでなく、男子シングルも最近は出場枠が足りないと思うほどに日本国内でも選手層が厚くなってきました。アイスダンスも

まだカップルを組んで年月が浅い組ばかりではありますが、リード姉弟だけでなく複数存在し四大陸には3組も出られるんです。

ペアだけはいまだ難しい状況ではありますが、いずれにしても日本の選手たちはみな頑張っていると思います。(もちろん外国の選手も

そうでしょう)

できれば少しでも多くの選手に声援を送りたいと思いませんか? もしどうしても無理な場合は、せめて悪口は人目のつかない場所で

こっそりと吐きましょうよ。

少なくとも、同国選手のファン同士で足の引っ張り合いなどすべきではないと思います。全くメリットがないばかりか、選手の耳に入れば

彼らは不快に思うのではないでしょうか?

 

憎悪は意外と自分が思う以上に表に出るものです。それは表情にせよ文章にせよ、気を付けないと思いのほか見る者に逆に反感を買い

かねません。

ご自身の品位を貶めないためにも、誰恥じることなく正々堂々と気持ちよくごひいきの選手や他の選手たちも応援して、いい雰囲気に

出来れば最高ではないかと思います。


頑張れ四十代

2013年01月16日 | スポーツ全般

競技によって選手生命の長さは異なることは、複数の競技を観戦されるスポーツファンならよくご存じのことと思いますが、

今年も各選手が頑張っていらっしゃるようで、勇気づけられる思いです。

クルム伊達、シングルスに続きダブルスも全豪オープ1回戦突破/テニス

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20130116-00000302-tennisnavi-spo.html

錦織が3回戦進出=女子複の伊達組は逆転勝ち―全豪テニス

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20130116-00000091-jij-spo.html

三浦知と契約更新=46歳のシーズンへ―J2横浜C

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/headlines/20130115-00000141-jij-spo.html

 

特にテニスの伊達選手は、只今開催中の全豪で単複混合と奮闘中です。

シングルスでの初戦突破はOP化以降の最年長記録更新だそうですが、あまり年齢のことにはこだわらず(ご本人も年齢の

ことを言われるとよく苦笑していらっしゃるので)自分のテニスを追求することを第一に頑張って欲しいと応援しています。

 

二十代の頃マスコミに追われることも多かった伊達選手は、その神経質さがしばしば表情に浮かんでいましたが、今は様々な

経験を経て、伴侶も得て、テニスとの向き合い方も変わってきたのだろうと思います。それは度々見られるようになった笑顔からも

垣間見られることです。

もちろんプロツアーに参加する以上勝利に対して執念は持つべきでしょうが、それだけでなく「テニスとは何だ?」

「テニスとはこんなに楽しいものなんだ!」ということを体現して多くのファンに見せてほしいといちテニスファンとして願っています。

 

二十代の時と四十代の今とでは体力の回復度やフィジカルケアの大変さも大きく異なるでしょう。しかし、パワーテニス主流の今、

経験を経たからこそできる彼女のテニスもまた価値あるものではないでしょうか?

 

昔とは異なり、アスリートの体をサポートする事業やスポーツドクターのサポートなどの尽力も相まって、若い選手とと共に

超ベテランも奮闘しています。

その姿はたとえ結果が出せなくても、本当に素晴らしいものだと思います。

昨今、結果至上主義に走るあまり運動部の監督による体罰が問題化していますが、若い選手たちも「なぜ自分は〇〇(競技名)を

やるのか?」と時には自身を顧みつつ、競技を愛し研鑽して欲しいものです。

せっかく、その手本になる素晴らしいベテランが日本にもいるのですから、是非とも彼らの姿から多くのものを学んでいただきたいと思います。

もちろん選手だけでなく、監督やコーチもです。

歪な心根で協議に取り組んでいけばいつか必ず、綻びが生じるのは自明の理であろうと私は考えます。いかがでしょうか?