歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
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JGPシリーズ第五戦オーストリア大会&オンドレイ・ネペラ・メモリアル(共に男子SP)

2011年09月30日 | フィギュアスケート

今もって男子は勉強が全然足りていないと思う秋の夜。日本人選手中心に触れてみます。

まずはJGPオーストリア大会から

1.Han YAN TES 37.42 PCS 32.36 TSS 68.78

2.Gordei GORSHKOV TES 33.27 PCS 28.43 TSS 61.70

3.田中刑事 TES 31.30 PCS 28.43 TSS 59.73

4.川原 星 TES 32.74 PCS 26.40 TSS 59.14

 

田中選手まさかの出遅れ。ルッツがダブルになってエラーつき。3AでGOE-2.14、とどめにとりこぼしがあったので仕方ないですね。FSでの挽回を期待しましょう。

川原選手はフリップルッツ共にエラーなしです。これはいいですね~。あとは取りこぼしがちょこちょこあるのを修正していければもっと伸びるでしょう。(余談ですが、オーストラリアジャッジJ7、点が辛すぎ。パフォーマンスで他のジャッジが5点台なのに3点台て。これは体育館の裏に以下略)

 

オンドレイ・ネペラ・メモリアル

1.村上大介 73.19

2.Grant HOCHSTEIN 69.77

3.ケビン・ヴァン・デル・ペレン 64.88

11.中村 健人 51.28

 

英語の方が達者な村上選手(ずっと拠点がアメリカですよね?)が首位スタートです。彼はスケアメにエントリーされていますし、このままいい調子でFSも終えて欲しいですね。

2位の選手はすみません、存じ上げておりません。3位のケビン選手、奥さんお元気?(GPシリーズ出られなくなって残念……)

……中村君、頑張れ。少しでFSで挽回できますように。

それにしてもこの大会、リザルト出るのが遅いですね。最近のISUの迅速さに慣れてしまった所為か、余計に遅く感じられます。贅沢言ったら怒られちゃうかな。

明日は更にジャパンオープンもあり、気になること満載ですが、午後から出かけてしまいますので更新は明後日以降になります。

ジャパンオープンは土壇場でタクタミシェワ選手が代打出場が決まったそうなのでとても気になるのですが、明日はロミジュリのマイ楽なので楽しんできます。

 


JGPシリーズ第五戦 オーストリア大会&オンドレイ・ネペラ・メモリアル(共に女子SP)

2011年09月30日 | フィギュアスケート

時差および公式の更新速度が遅いので、なかなか情報が捕まえにくかったですが(特に後者)ようやく女子のみ上位だけ把握しました。まずはJGPオーストリア大会から。

1.ポリーナ・アガフォノワ TES 32.31 PCS 23.66 TSS 55・97

2.ジジュン・リー TES 31.79 PCS 23.80 TSS 55.59

3.佐藤未生 TES 28.20 PCS 22.68 TSS 50.88

4.ヴァネッサ・ラム TES 27.72 PCS 22.63 TSS 50.35

5.友滝佳子 TES 48.78 PCS 20.11 TSS 48.78

 

小さい方のポリーナ選手(ちゃんと成長してますが;)が首位スタートです。でも思ったよりPCS出ていませんね。FSでも良ければもう少しはずんでもらえるでしょうか?

リー選手はルッツにエラーが付いていますがスピンやステップで取りこぼしなく点数に結びついています。

そして3位に佐藤選手が。セカンド3Tに<が刺さっていますが、ルッツにエラーは付いていませんね。2Aでちょっと減点されていますが、パンクや回転不足、転倒ではないのであまり点数に響かなかったのが幸いでした。

4位はラム選手。この選手はルッツで大分エラーがきついのか、かなり損していますね。FSでは外してくるでしょうか。

5位に友滝選手が入りましたが、この選JGP初参戦ですよね。まずまずの滑り出しかと思います。国内ではあまり大崩れしない選手と聞きますので、その調子でFSも落ち着いていってくれればと思います。

 

一方のオンドレイ・ネペラ・メモリアルですが、優勝候補と目されていたソトニコワ選手が欠場したようです。そんなわけで1位と2位だけTSSでご紹介です。

1.マエ・B・メイテ TSS 47・90

2.石川翔子 TSS 46.88

TESやPCSなど詳しいことが不明なのですが、石川選手いい滑り出しですね。この調子でFSも頑張ってください。

明日以降に女子FSや男子と続き、1日にはジャパンオープンですね。こちらも新プログラムを披露する選手ばかりですし、点数の出方が気になりますね。私は所用で録画鑑賞になりますが、いろいろ楽しみにしたいと思います。


ロミオ&ジュリエット Wキャストプリンシパル所感+追記訂正

2011年09月28日 | 観劇関係

23日にマチソワでロミジュリを観劇して、一応Wキャストのプリンは一通り見ることが出来ました。シングルキャストを除き、既に見たキャストについての所感を交えて感想を書いてみようと思います。

*山崎ロミオ……歌は安心して聞いていられますし、総合的なミュージカルのプリンシパルとしての力は確かに持っていると思います。ただ、何か物足りないなと思ってみていて、数日考えてみて思い至ったのが、感情表現が薄く感じられることでした。ちゃんと表現しようとしているのは伺えるのですが、城田ロミオの濃さを見た後の所為か、薄く感じられてしまうのです。本当にあの若さにしては上手いんですが、これはもう個人の好みの問題でしょうか。魅せる力は十分持っていると思うのですが、私の琴線には今ひとつ響きませんでした。

*フランクジュリエット……非常に初々しいジュリエットですね。身長は昆ジュリエットよりも高いのですが、彼女よりも幼く見えます。実年齢もまだ高校生なので確かに若いのですが、良くも悪くも新人らしさが全面に出ているように感じました。しかし、ジュリエットという役どころは決してすれていないピュアな役ですので、はまって見えました。歌は不安定ですし、まだまだではありますが初舞台だということを考えるとまずは及第点かなと思います。

*平方ティボルト……うーん、盛り上げるところは盛り上げるのですが、ちょっと今ひとつな感じは否めませんでした。キャピュレットの跡取りにはあんまり見えなかったかな。今後に期待です。

*良知マキューシオ……可もなく不可もなくというか、すみません、印象に残りませんでした。この方は元ジャニーズ事務所の方だそうですが、なるほど舞台慣れしていたようには思います。そういえば歌もまあまあだったような。

*二人の「死のダンサー」について

まだ二人とも触れていなかったので今回まとめて感じた違いを書いてみます。中島さんは体格は大きくないですが、ピルエットの軸がまったくぶれなかったりなど、確かな舞踊の力を感じさせました。大貫さんは身長も高く、手足が長いので非常に踊りが映えますね。死はロミオとの絡みで非常に視線を集めますので、出来れば城田ロミオの時に大貫さん、山崎ロミオは中島さんと固定の方が良かったような気がします。大柄な大貫さんとあまり大きくない山崎ロミオのコンビだと、すぐに死が勝ってしまいそうな迫力に見えるんです。逆に城田ロミオに中島さんだとちょっと死が控えめすぎな印象でした。

 

次は1日に城田ロミオ×フランクジュリエット×大貫(死のダンサー)の組み合わせで見てきます。大阪には行けないので私にとってはこれで今興行のロミジュリは見納めです。じっくり堪能してきたいと思います。

 

9/29 訂正:

マキューシオの所感について、キャスティングを逆に勘違いしていることに気がつきました。

よって上で述べている良知マキューシオの感想はそのまま、石井マキューシオについての感想なので、ジャニーズ出身云々だけはまるまる無関係ですね。

そそっかしくて申し訳ありません。以後十分確認して記事を書くことにします。


ネーベルホルン杯およびJGP第四戦ルーマニア大会結果

2011年09月24日 | フィギュアスケート

昨日今日と多忙で情報収集が遅れてしまいました。かいつまんで上位のみの結果です。まずはネーベルホルンから。

男子

1.羽生結弦 SP.1 FS.1 総合1 (226.26)

2.ミハル・ブレジナ SP.4 FS.2 総合2(215.00)

3.Stephen CARRIERE SP.2 FS.5 総合3(207.54)

4.J.フェルナンデス SP.6 FS.4 総合4(204.46)

男子は予想通りの羽生VSブレジナになり、羽生選手が制しました。しかし、夏場のアイスショーでは決めまくっていたクワドが調子悪かったようですね。まだシーズンに入ったばかりなので、羽生選手もブレジナ選手もうまく調整できることを祈ります。

女子

1.ミライ・ナガス SP.1 FS.1 総合1(167.46)

2.エレーベ・ゲデヴァニシヴィリ SP.2 FS.2 総合2(146.92)

3.ヨシ・ヘルゲソン SP.3 FS.3 総合3(138.73)

4.国分紫苑 SP.4 FS.5 総合4(134.66)

男子同様、皆まだ完成度が高くなかったことが点数からも伺えますが、未来選手が観世入賞しました。日本の国分選手も4位入賞です。ヘルゲソン妹(ですよね?)が3位に入っていますね。お姉さんは5位だった由。

 

JGP第四戦 ルーマニア大会

男子

1.Maxim KOVTUN SP.2 FS.1 総合1(182.91)

2.日野龍樹 SP.1 FS.5 総合2(174.99)

3.Nam NGUYEN SP.5 FS.2 総合3(169.55)

4.Shotaro OMORI SP.6 FS.3 総合4(168.47)

日野選手は前回1位、今回2位なのでJGPF進出の可能性は高いですね。FSで崩れてしまったのがもったいなかったですが、今回も表彰台に乗りました。個人的にはアメリカ国籍で日系男子がいたのに気づいて驚きました。男子のしかもジュニアはまだまだ勉強不足のようです。

 

女子

1.ポリーナ・シェレペン SP.1 FS.1 総合1(157.61)

2.ポリーナ・コロベニコワ SP.2 FS.2 総合2(149.87)

3.キム・ヘジン SP.6 FS.3 総合3(144.61)

4.西野 友毬 SP.3 FS.6 総合4(124.85)

6.藤沢 亮子 SP.4 FS.7 総合6(122.57)

表彰台はWポリーナとキムヘジン選手でした。日本女子は揃ってFSで崩れたのが残念です。西野選手はもう1戦あるのでしょうか?昨年の全日本のFSのように落ち着いて演技できればいいのですが……。シェレペン選手は文句なしのJGPF進出決定ですね。本来ならソトニコワ選手やタクタミシェワ選手より先にシニアに上がっていてもおかしくない選手ですので、JGPFでも結果を出してシニアに上がれるといいですね。ロシアはなかなか国内でも厳しい戦いになるでしょうが、来年3月のワールドはロシアも3枠ですので、ひょっとすると年齢で条件に合うシェレペン選手が出る可能性もありますね。その前にJGPFとロシアナショナルが。

 

簡単ですが明日も早いので今日はこんなところで。


スポーツでチャリティ――テニス編

2011年09月22日 | スポーツ全般

急遽決定したのか、先行発売前夜に案内が来て、今日テニスのチャリティーマッチの先行発売がありました。その名を「東日本大震災復興チャリティ ドリームテニスARIAKE」と言います。何とか首尾よくチケットを確保できました。期日は11月20日、テニスのシーズンとしてはかなり終盤です。そしてフィギュアではなシーズン真っ最中ですね。

このチャリティマッチでは、松岡氏や錦織選手、鈴木選手の他にマイケル・チャン氏や杉山愛さん、車椅子テニスの第一人者国枝選手も参加します。また、まだ他にも交渉中の選手がいるようです。

昨年に続いて、今年も楽天オープンには行かないのですが、今年はこういった企画が不意に舞い込んできたので喜んで観戦することにしました。ちなみに、チャリティではありますが、楽天オープンやフィギュアのアイスショーの半分以下の値段で良席が買えました。その分、参加する選手たちなどがボランティアに近い形で出てくださるのでしょう。日本人選手はもとより、マイケル・チャン氏にも感謝しております。

ちなみにこのチャリティマッチにもIMGが絡んで(というか、おそらく主催か協賛でしょう。松岡氏も錦織選手もIMGなので)おります。フィギュアの世界選手権後に小塚選手が「フィギュアは(他の競技に比べてチャリティ活動の開始が)遅れてしまったので」云々言っていましたが、何も早くなければ意味がないわけではありませんので、震災後半年以上経った今でも十二分に意味はあると思います。むしろ、甚大な被害に見舞われた地を除き、すっかり日常に戻りつつある今からやることにもまた意義があると思います。小塚選手にはもちろん他意はなく、むしろ早く被災地の為に何かしたいと言う思いからの言葉だと思うので、私も批判的には捉えておりませんが、今後もこのような活動は継続されることを祈っています。

当日はおそらく募金箱なども設置されるかと思いますので、いちテニスファンとして(フィギュアスケートもみどりさんの現役時代から見ていますが、テニスファン暦の方が長いので)幾ばくかの志をチケット代に上乗せして託して来たいと思います。

なお、まだ完売はしていないようなのでチケットは買えるようです。比較的気軽なお値段でチャリティに参加しつつプロのプレイを間近で見られる機会ですので、関東近県の方にはお薦めします。