歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
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GPS合宿参加組の新プログラム

2011年08月29日 | フィギュアスケート

昨日購入したWFS49に合宿参加組の新プログラムについて本人談話と共に書かれていましたのでご紹介します。不参加の高橋選手と浅田選手はそれぞれFSとSPがまだ分からないままでしょうか? はやくこちらも知りたいですね。

小塚 崇彦:SP Inner Urge / FS ファンタジア・フォー・ナウシカ

織田 信成:SP ジャズ&ブルースのMix(曲名不明) /FS シェルブールの雨傘

羽生 結弦:SP エチュード・イン・D・シャープマイナー/ FS ロミオとジュリエット

町田 樹:SP ロシュフォールの恋人たち/ FS ドン・キホーテ

無良 崇人:SP アランフェス協奏曲 /FS 昨季持ち越し

村上 大介:SP The Feeling Being/ FS グラディエーター

田中 刑事:SP 昨季持ち越し /FS アンタッチャブル

 

鈴木明子:SP ハンガリアンラプソディー/ FS こうもり序曲

村上佳菜子:SP グラナダ /FS メンデルスゾーン「ヴァイオリンコンチェルト」

庄司理紗:SP ジャズ(曲名不明) /FS レジェンド・オブ・ザ・フォール

今井 遥:SP メンデルスゾーン「無言歌集109番」/ FS マイ・フェア・レディー現代アレンジVer.

 

本人談話に基づき補足しますと、町田選手のFSドン・キホーテはランビエール氏振付とのこと。以前から声をかけてもらっていたようです。

そして女子では庄司さんが3+3のコンボが変わる可能性をほのめかしています。もう少ししたらジュニアグランプリで全容が分かりますね。村上佳菜子選手はSPで3F+3Tを、FSでは3+2にするそうです。うーん、これはどうなんでしょうね……?今井選手もSPで3+3、FSでは3+2と2A+3Tの予定だそうです。先日の長久保コーチの対談では、3Lz+3Tを飛べているようなので、案外それでいくのかもしれません。

いずれにしても、今季からは更に傾向が変わっていきそうなことが現実的になってきました。男子はトップ選手はSPからクワドを入れそうですし、女子も3+3を跳ぶ選手が多くなるでしょう。もちろん完成度が低すぎては困りますが、やはり皆がより進化を目指す風潮は喜ばしいですね。ますます競技シーズンの到来が楽しみになって来ました。皆さん体調に気をつけて、元気に頑張っていいシーズンを迎えて欲しいと思います。

 


えっ!? それはちょっと……

2011年08月27日 | 観劇関係

昨日、登録しているロミジュリ公式メルマガ本部からメルマガが着ました。そこで追加販売の案内があり、思うような席が取れずに保留のままだった山崎ロミオの回が取れました。まずまずの席でしたし、それはいいのですが……問題はWロミオ&Wジュリエットの談話の部分でして。

発信したのは興行元なのですから、責任は興行元にあると思うのですが、山崎さんがびっくりするようなネタバレをしているんですよね。ストーリー上展開が変わるとかではないのですが、時代背景上ありえないある現代的なアイテムが登場するのだそうです。あまりに驚いたので、観に行かないもののロミジュリを知っている家族に「○○が劇中に出るって言うんだけど、どう思う?」と聞いたら大層驚いた上に「いやそれ、絶対ありえないでしょ!」と言っておりました。正直私もそう思います。

メルマガを見ていない方もいらっしゃるでしょうし、それこそ開幕前にネタバレするのもどうかと思うのでこれ以上は書けませんが、どうやら小池先生は大分斜め上の演出をなさったようです。楽しみなような、怖いような……。現状は楽しみ3、不安が7くらいです。これでも4回分チケット確保してあるんですが、さあどうなるのでしょうか?

良い意味で予想を裏切る公演になればと願っています。


試行(思考)錯誤の二十代

2011年08月26日 | フィギュアスケート

こんな記事が出ていますね。スポーツ紙ですが一応本人談話のようなので貼ってみます。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20110825-OHT1T00285.htm

安藤選手が来季以降プロ転向を示唆した、つまり引退の可能性を匂わせたようです。どの程度本気なのかは分かりませんが、個人的には今季のGPシリーズでの他選手を様子見した上で進退を考えるということなのかなと思いました。

皆様ご存知の通り、今季GPシリーズからロシアやアメリカの有力ジュニアたちが参戦してきます。彼女たちはチャンピオンシップにはまだ出られない選手ばかりですが、3-3のコンビネーションを標準装備(?)した選手ばかりです。また国内に目を転じても、村上選手は3T-3Tを3F-3Tに変えて参戦予定のようですし、昨季結果が出せなかった浅田選手も、新プログラムの滑り込みに余念がない様子です(公式ブログより)。鈴木選手も早々に新プログラムを作り、例年通りスタートダッシュをかける模様です。そうなると、昨季は完成度で勝負し結果を出し続けた安藤選手といえども厳しい戦いは余儀なくされるでしょう。彼女は構成を変えることは苦手なようですので尚のことです。もちろん実力はある選手ですが、もし全日本に出て一発で代表入りを狙おうとすると大変でしょうね。ただ、そろそろ休養を取りたかったのも分かりますし、それが彼女の選択なら致し方ないことです。世界女王2冠は誇れる実績でしょうし、残るにしても去るにしても自分で納得のいく結論を出していただきたいですね。

一方、同じ記事で少し触れられていますが高橋(大輔)選手は、転倒したもののショーでは3Aを入れる構成だったとのこと。ジャンプの調子が悪いようでしたら最初からアクセルは飛ばないと思いますので、ボルト抜きの予後は順調なのだろうと見ました。彼も言い訳せずに黙々と頑張っていますね。是非自分で満足できる結果が出せるように頑張っていただきたいと思います。

浅田選手については相変わらず妙な捏造記事が上がることもありますが、本人は元気に練習できているようで何よりです。昨季など、9月になってようやくコーチ決定とシーズンに向けての準備が大幅に遅れたことと比べると今季は非常に良い環境で練習に打ち込めているようです。彼女の場合、SPで出遅れることが多かっただけに、今季はSPの練習に多くの時間を費やせそうなのは良いことなのではないでしょうか? 既にジャンプ修正も完了に近い状態なのかもしれません。だとすると、今季の浅田選手は(本人が満足するかどうかは別ですが)まずまずの結果が出せそうなのではないでしょうか? 

早いものでもうアジアントロフィーやジュニアGPシリーズなども始まります。ジュニア選手の活躍も時々チェックしつつ、やはりシニアの選手を応援していきたいと思います。


一丸となるには程遠い現実

2011年08月25日 | フィギュアスケート

昨日で一応完結したようですが、長久保コーチ編の城田氏コラムのご紹介です。

日本のメダリストのコーチたち~長久保裕編

1.http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110719-OHT1T00315.htm
2.http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110727-OHT1T00268.htm
3.http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110802-OHT1T00162.htm
4.http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110811-OHT1T00081.htm
5.http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110817-OHT1T00171.htm
6.http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110824-OHT1T00181.htm

 

正直読んでいて多々突っ込みたい(というか問い質したい)ところがあったのですが、それはいいとして、これらのコラムを読んでいると、やはり層が厚くなる(有力選手が多くなる)ということは、ともすればコーチ同士の鍔迫り合いや舌戦も起こりかねないことがわかります。

このコラムでは直接長久保先生が他のコーチや教え子のライバルを下げるようなことは語っていませんが(まあ、仮に語ったとしてもその部分はオフレコになるのでしょうが)コーチも時にジャッジには不満や不公平感を感じている様子が伺えます。まあそれは当然かもしれません。部分的に引っかかるところもないではないですが、この位ならまだ納得です。

問題は城田氏の個人的な私情に基づく選手の扱いや、某外国人コーチの浅田選手への事実とは異なる誹謗中傷まがいの発言です。共に時間が経過していますが、浅田選手が今まで受け続けてきた理不尽な扱いは内部の事情に通じていないフィギュアファンでさえ目に余るものだったと思います。そして浅田選手サイドからほとんど抗議らしい抗議がない所為か、ますます彼女の扱いが微妙になっているような気がするのですが、それは私だけでしょうか? かつて彼女のコーチであったタチアナ・タラソワ氏がGPシリーズでの割り振りがあまりに酷いと立腹されていましたが、あの頃となんら変わりないか、あるいは昨季の矯正中で結果がついてこなかったことを理由に、スケ連からも冷遇に近い扱いを受けていると思います。少なくとも、特別扱いとか厚遇されているとかはないでしょう。

ただ、このような感覚はどの選手が好きか否かで異なるようで、安藤選手が日本スケ連にいじめられていると主張されている方もいらっしゃるので、私の見解にも異を唱える方はいらっしゃるでしょう。このエントリーを書く前にも散々ネット上で浅田選手は特別扱いされているという主張を見た事がありますので。しかし昨季など、わざわざ連盟会長の橋本聖子氏が浅田選手に対して「(世界選手権代表選抜について)特別扱いしない」と記者会見したことがありました。その後の展開は皆様ご存知の通りですが、バンクーバー五輪を含めて、浅田選手はここぞという時には自力で結果を出してきたと思います。残念ながらモスクワ世界選手権では体調不良でそれが叶いませんでしたが。

少々話が脱線しました。本題に戻りますが、開幕まで900日を切ったソチ五輪で悲願の金メダルを日本人選手が獲得するのは、スケ連内部や日本のスケート界が一枚板でぶつからないと到底歯が立たないと思います。ロシアはソチに向けて着々と選手を育ててきました。特に女子シングルはロシアも金を取っていないので必死に奪取する構えだろうと思われます。ただ、ロシアでもタラソワ氏とミーシン氏の確執はつとに有名ですし、ひょっとしたら日本やアメリカのように内部でごたごたはあるのかもしれませんね。

バンクーバーでは、値千金の銀メダルを浅田選手が獲得しましたが、本人だけでなくその著作「浅田真央 さらなる高みへ」に記述されているように、目立たないところで他の選手のコーチたちがサポートをし、彼女を押し上げました。連盟の働きに関してはなはだ疑問ではありますが、このような影の支えがあってこそ、結果に結びついたのは紛れもない事実だと思います。言うまでもなく、浅田選手の絶え間ない努力の賜物でもあるのですが。

はたしてソチ五輪ではどうなるのでしょうか? バンクーバー五輪のように、最も金メダルに近いと思われる日本人選手をみんなで支える体制は整えられるでしょうか? その如何によって、ソチ五輪の結果は半分は決まると言っても過言ではないと私は考えています。

GPシリーズへの派遣や連盟幹部の発言などで、そろそろ昨季までとは異なるシフトが組まれそうな気配はしますが、まだまだ注視しないといけない団体であることは間違いないと思います。

ちなみに、FPUからスケ連への質問状は去る22日に到着していることが判明したそうなので、はたしてどんな反応を示すのか注目したいところですね。(無反応の可能性もありますが)


劇場あれこれ

2011年08月23日 | 観劇関係

観劇回数にむらがあり、全然観劇しない時もありますが、今まで約20年程の間に足を運んだ劇場についての雑感など書き留めてみようかと思います。今回は演目についての話はありません。

さて、まずは好きな劇場から。古くて評判はイマイチかもしれませんが、私は帝国劇場が結構好きです。ロケーションもさることながら、やはり多種多彩な演目を上演するに足る格式と、スタッフの対応もまずまず。椅子のすわり心地は可もなく不可もなくといった感じですが、席配置が千鳥になっているので、前列によほど体格がいい方が来ない限りあまり困った記憶がありません(S席前方の場合)ちなみに私はS席前方の席の場合は、意味なくオケピを覗いてしまいます。本当に何の意味もないんですが(笑)ただなんとなくです。それから2階にあるティールームも早く着いてしまったときなど利用してます。皇居のお堀を借景にしつつお茶を飲んでいると、しばし日常から解放されている心地よさを感じます。ここでお茶を頼むとスプーンがお土産についてくるんですよね。うちに数本袋に入ったままのスプーンがあります。けっこうしっかりしたスプーンですよ。ちなみに、もっとしっかりお茶したい時は近くにある帝国ホテルでアフタヌーンティーをするのも良いです。お値段もさほど高くありません。ただし、観劇の日にはあまり行きませんが。

そして青山劇場も結構好きです。ここの椅子は座り心地が良かったし、見やすかった記憶があります。帝劇ほど通っていないのとだいぶ前の記憶ですが、比較的好きな場所です。駅からもさほど遠くないですしね。ただ、すぐ横にある青山円形劇場はちょっと苦手かな。円形の形状から、演者だけでなく客席のお客さんも視界にどうしても入ってしまうので、ちょっと集中をそがれるのは私だけでしょうか?

それと、交通のアクセスはあまり良くないですが銀河劇場も比較的好きな劇場です。割と新しくて綺麗ですし、観劇の際座っていてあまりストレスを感じない客席でした。ただ、アクセスが悪いのと、客席数の割りにロビーが狭いのがちょっと残念ポイントに感じます。

一方、こじんまりとしつつも割りと小奇麗なシアタークリエですが、ここは地下にあるせいかちょっと閉塞感を強く感じます。通路が少ないのもちょっと嫌かな。端席の方は出入り大変そうですよね。

そういえばアクセスが良い劇場としてはJCBホール(今は名前変わっているんでしょうか?)もありますが、ここは見切れ(TV用語とは反対の意味で)席が多くてちょっとイマイチな印象です。椅子も座り心地良いとはお世辞にも言えませんし。演劇よりもライブとかに向いていそうですが、意外と演劇関連もあるんですよね。うーん……。

そして、結構古いながらもしばしば使われている日本青年館。正直、改修されたトイレ以外はあんまり好きになれないです。二階席は割りと見やすいし、見切れ席もさほど多くないのですが、座り心地が良くない上にちょっとスタッフさんが残念かな。最近は行っていないので、良くなっているといいのですが。かなりくたびれているので補修とかするのでしょうか?ここ1年ほどは行っていないのでわかりません。

他にも足を運んだ劇場は多々あるのですが、回数が少なかったり地方だったりするのでこのくらいにします。帝劇は最近NHKでその歴史と共に紹介されていましたね。残念ながらBSを見られる環境にないので見ていないのですが、見た方の話によるとかなり取り上げた演目も偏っていたとか。まあ帝劇の歴史を振り返るのが主目的なので仕方ないんでしょうね。

以上、独断と偏見による劇場語りでした。