お元気ですか? れいです。
昨日の続きなので
飲食しながら読まないでくださいね
さて処刑台の前に立たされることになった弱虫。
震える左手の中には白いアイツが勝ち誇った顔でこちらを見ていました。
担当「では検査始めていきまーす」
れい「はい…(←聞こえないくらいのちっさい声)」
担当「左手のバリウムを一気に飲み干してくださーい
」
飲めってホルァ!という白いアイツの乱暴な声が聞こえる…(涙)
担当「いいですよぅ?飲んでください?
」
違う、担当の声やった…(涙)
息を止めて思い切って口の中に注ぎ入れたとたん
担当「ハイそのままぜ~んぶ飲み切っちゃいましょ~う
」
ああああ何その絶妙なタイミング!(泣)
担当「いいですよぅ
味わわないでそのままぐぐ~っといきましょ~う
」
ビールぢゃねぇっつの!(泣)
担当「ハイそのままそのまま~上手ですよぅ
一滴残らず全~部飲んじゃいましょ~う
」
ちーん。処刑終了。
後に私を襲う悲劇に思いを巡らせながらも
堂々のやられっぷりで受付に戻りました。
健康診断シートを渡しに行くと
担当「お疲れさまでした~、ではまず
下剤を3錠飲んでくださいね~
」
まずそれかよ…(TДT)
担当「こちらへどうぞ。お水用意してあります、これ1本さしあげますので全部飲んでください
」
もう我慢しなくていいゲップをなぜか我慢しながらシートからプチッと下剤を3錠出し、飲む。
さあここからだ…今回はどのくらいの時間持つかな。
せめて家までは無事にたどり着きたい。一刻も早く帰らなくては!
担当「○△○れいさーん お飲みになりましたか? ハイお疲れ様でしたシート確認しまーす
」
有無を言わさず行動を指示されている私。
はぁ~家に帰れる…
担当「ハイ全て終了です… OKですね、お疲れ様でした!本日は3200円になります」
えっ?
お金?
やだアタシお金持ってないけど?!(〇o〇;)
伏兵、まだ潜んでいた!
どんなに財布をひっくり返しても2500円しか出てこない!
れい「うっそマヂか!」
担当「どうしました?」
れい「お金ないねん!」
担当「あらどうしましょう」
れい「どうしましょう!」
担当「どうしましょうか」
れい「どうしましょう!!」
本当にこんなやりとりがあったんですけどないもんはない!
あ~~~一番肝心な診察料を忘れるだなんて
どうして私は
どうして私は
どうして私はこんなに面白いんや!(笑)
れい「・・・(おかしくなって笑い出してしまう)」
担当「どうしましょうかねぇ…」
れい「カードってわけにいかないですもんねぇぇぇえ(笑)」
担当「いえ大丈夫ですよ?」
おお神よ!(嬉)
れい「おおお!じゃあこれでお願いします!」
担当「よかったですねえ~(笑)」
れい「地獄で仏やわ。」
担当「困った時はカードですよね!(笑)」
周りにいた係りの人にまで笑われる私。
やーだもう、こんなことしてる時間ないのよ今日はぁ~(笑)
下剤飲んじゃったからね、一刻も早く帰らないとあかんのよ私ぃ~(笑)
はぁよかったよかった。
担当「・・・あれ?」
れい「どうしました?」
担当「通らないですね… うーん何でだろう?」
れい「毎月使ってるカードなので通らないことはないと思うんですけど」
担当「(ピーッ)やっぱり通らないですね…もう一度…(ピーッ)ダメだなあ…」
れい「マヂかっ!(〇o〇;)」
担当「他のカードありませんか?」
れい「これしかないですっ!(〇o〇;)」
担当「あらどうしましょう。」
れい「(カードに向かって)おいオマエ!しっかりしてくれよ!ちょ、ちょっといいですか?!」
カードを返してもらいリーダーをちょっと拭き、再び渡すもピーの音。
れい「おい!」
担当「どうしましょう。困りましたねぇ…もう一度…(何度もトライしてくれる優しい担当さん)」
ピー。
れい「おい!」
ピー。
れい「おい!」
ピー。
れい「おい!!!!」
万事休す!!(泣)
カードのピーが続くのか!
私のお腹がピーと”鳴る”のか!
手に汗握る展開へと続く!(泣)