出力段がカレントミラーになっている増幅回路に出会ったのでメモしておく。
R5は信号を受ける場所についていた抵抗。R5をちょっと横にずらしたのは、ケーブルで2~3mほど離れたところに設置される風をイメージ。
オペアンプは適当に選んだので適切なものかわからないけど、こんな回路。
電流出力にするとちょっと遠くに線を引いていってもノイズが少なくできるのかな。
ちなみに、左の電流源になっている場所は、本来ならばフォトトランジスタです。
C1のコンデンサ、容量不明だったのだがローパスなのだろうか。(シミュレータで回すと50pFより1nFにしたほうが高周波の減衰大きいので)
今でもTr作動増幅は高周波増幅で、コレクタ出力信号(負荷はハイレベル基準)をアースレベル基準にするときなどに使ったりします。
(電源ノイズがキャンセルできます。)
私も数ある手持ちTrからペアを選別するために、hfeを計れるテスターを使って選別したりしていました。
直流レベルの定電流出力回路には、出力にMOS-FETを使って、ソース抵抗の電圧をフィードバックする回路を使っています。
ゲート電流はほぼゼロなので、ソース電流=出力電流となりますから。