『ヘアスプレー』

ミュージカル映画が大好きなもので、まあだいたい何観ても楽しめるんですが、この作品には特別な思い入れがありまして。
わたくしの永遠の二枚目、クリストファー・ウォーケン様が出ているんですね。
相変わらずの二枚目っぷりでしたがそれだけじゃなくて、今回のウォーケン様はとってもお茶目♪
妻と娘に首ったけの、心優しいパパを演じています。(かなりオトボケ)
もちろん歌ったり踊ったりもしてるんですよ。奥さん役のジョン・トラボルタ相手に、ラヴソングを！
ダンスの足取りはちょっと…だったかもしれないけどね。
主人公のママ、女装のトラボルタですが、これがまたチャーミング。
肉襦袢着て特殊メイクしての演技とダンスはそうとう苦労したと思いますが、じつに軽やかにステップを踏んでます。さすがはもと『グリース』！
その他にも、美しくて意地悪なミシェル・ファイファー、歌声に感動して泣いてしまったクイーン・ラティファなんかもとっても素晴らしかったです。
オーディションでこの映画の主役に抜擢された女の子(どうしても柳原加奈子ちゃんに見える)をはじめ、若い役者さんたちもどの子も素晴らしい。
いずれこの中から未来の大スターが現れるんじゃないでしょうかね。
ストーリーは、太ってる女の子が自分の体重や見かけにコンプレックスを持つこともなく、明るく元気に夢に向かって突き進む、みたいなサクセスストーリー。
それにプラスして、この当時(60年代)の人種差別問題が大きなテーマになっています。
ただ、作品自体は明るいミュージカルなのでそれほど深刻にもならず、気軽に楽しめます。
見どころのひとつにファッションがあるんですが、女の子たちのふくらんだスカートが素敵！花柄、チェック、水玉。
くるくる踊るとスカートがふんわり丸くなって、とっても可愛いの。
うん、歌もダンスも衣装も、どれひとつとっても楽しくて元気になれる。そんな作品でした。
それにしてもウォーケン。かっけェ～～～

♪ウィーガットパーワー

さっき、ほんの少しだけ新曲が流れました。
テレ朝の対オーストラリア戦。
思ったとおりの元気でノリの良い曲。
さぁ～～～、踊れよ～～～