予想通り習近平が三選を果たした。果たして「選」という言葉が正しいのか、分からんが。
これで習近平が権力の頂点に達したという見方があるようだが、私は下の動画で長谷川さんが行っているように、これは終わりの始まりと思える。
【習近平 終わりの始まり】『中国が抱える問題とは』
ちょっと文脈が異なるが、バブル最盛期の頃の日本を思い出して欲しい。
あの頃、日本企業はマンハッタンの不動産を買い漁り、アメリカで懸念の声があがっていた。なんのことはない。その後日本は経済的に坂道を転がっていき、買い漁った不動産も安値で買い戻された。
その後の平成時代はまさに「平らかに成った」時代だった。ただ、私はこの平成時代をかなり評価しているので、歴史的には日本にとって有益な時代だと思っている。
さて中国だ。最近のニュースでも中国企業や中国人が東京をはじめ日本の不動産を買い漁っていると心配する向きがあるが、これこそ頂点だと思う。もう少しすると、下り坂どころか崖が待っているだろう。本国の経済が没落した後、彼らが買った不動産その他の財産は安値で日本企業や日本人に買い戻されることになるだろう。
そして習近平の中国はあっという間に雲散霧消することになると思う。
その後どうなるか。それは流石に分からない。日本もただでは済まないだろうが、そんな激動の時代を日本は何回もくぐり抜け、政体もちゃんと維持してきたので、私はさほど心配していない。
ただ若い子達にもう少し気概を持って欲しいな、とは思う。うちの息子を見ても思うが、何もかも周りのせいにする癖がつきすぎている。自分で問題を突破する力を培って欲しいものだ。