厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

AGI( Artificial General Intelligence)のワクワク感が尋常でない。

2023-02-04 10:44:37 | 日記
昨日は眼科で診療。瞳孔を開くので車では行けない。バスと電車を乗り継いだ。

地元駅で電車に乗り込んだ時に、同じ車両の斜め向かいに二人組の若者が座った。20代中頃だろうか。ヤンキー風ではないが、インテリ風でもない。

走り出してしばらくするとそのうちの一人に電話が入った。普通なら今電車なので後で折り返します、とでも言うところだが、そんな気配はなく結構長々と話していた。それが終わると今度は隣の若者が自分からどこかへ電話をかけ始めた。

私も偏見の塊なので、これは何かおかしい。日本の同調圧力を気にもしない。普通の若者じゃないな。これって、いま世間を騒がしているあの連中の仲間なのでは?と妄想が膨れ上がった。

まどうでもいいことだが。

目的地の駅に着いたので、降りたらその二人組も降りてきた。

今回は、この町を少し散策しようと思って早めに来た。実はこの町は隣々町だが、これまで歩いたことがないので、どういう町並みになっているか、興味もあったのだ。そこで駅の外に設置されていた地図看板を見て、こちらから行こうか、と思って歩き出した。

すると先程の二人組が50メートルくらい先を歩いている。

どうせあてがないので、この二人に着いていくことにした。

二人組の少し後ろに女子高校生が一人。その少し後ろに別の若者二人組。そして私。という並びだ。怪しい二人組からかなり離れているので怪しまれることもない。好都合だった。

女子高校生も別の二人組もおそらく同じ電車で来たのだろう。発生した雲がしばらく一つの雲として漂い、やがて散っていく。そんな感じだ。

その並びで途中、川を越え、古い醸造所の脇を通った。やがて女子高校生が右に折れて離れていった。

目の前には例の二人組と別の二人組。この別の二人組も犯罪グループの一味で同じアジトに向かっているのでは、と思い始める。

すると後ろの二人組は左に折れていった。よかった。この子たちはまだまともだったようだ。

例の二人組はまだ歩き続けている。駅からかなり離れ、人通りもなくちょっと寂しい感じの界隈になってきた。アジトにピッタリの雰囲気だ。

ある角で二人が左に折れたので、それに続いていく。その通りはとある大きな建築物に面していて、かなりまっすぐの道だった。まわりには民家もないので、もし振り向かれたら不審に思われるかもと思い、もう少し距離を取ろうかと迷っていたら、二人はその建築物の門に入っていった。

?と思って後を追う。犯罪者のアジトにしては立派すぎるし目立ちすぎる。いぶかしく思っても門にたどり着いたら、それは甲子園出場の常連として地元でも有名な高校だった。

明らかに生徒ではなく、先生という雰囲気もゼロだったので、多分OBだったのでは。

ということでささやかな冒険はあっけなく終わりました。

そのあとはさっき渡った川にそってあてもなく歩き出した。

誤算だったのは思ったより寒かったころ。散策に2時間ほどをあてていたのだが、このままでは風邪を引くと思い、どこか喫茶店でも入ろうかと思ったら、文化センターなるものが目に入った。そこに近づくと図書館がある。

これはいい。当然無料だし、平日の午後だから人もいないだろう。日本には図書館法という法律があり、公立図書館は無料であり、かつ市外の人間なので入場禁止という差別もできない。遠慮なく入らせてもらった。

特に読みたい本もないので、雑誌コーナーで文藝春秋を読んだ。久しぶりだ。

子供の頃、親が文藝春秋を取っていた。毎月来るので、それを読むのが楽しみだった。しかし大人になって字を追うのがだんだん面倒になり、ここ数年は本屋での立ち読みすらしてなかった。

冒頭、SGD特集というのが何ページも続き辟易とする。どこもかしこもSGDか。今気づいたが正しくはSDGだ。さようい私はSDGには興味がなく懐疑的でもある。偏見の塊ですから。

日本の顔のコーナーは、照明デザイナーの石井幹子さんだった。

今、東京タワーが夜美しいのもこの人のおかげだ。もう80歳を越えていたのにびっくり。まだ現役だ。大したものだ。

さて、図書館から目的のクリニックまでは徒歩15分ほどなので、3時半頃に出て、そちらに向かった。また川を越えて。

診察では瞳孔を開いて中を見てもらった。白内障は進んでいるようだ。次回様子を見て手術をするかどうか決めることになった。どうせするなら早くたってほしいのだが。

経験者がいうには手術後1週間ほどは風呂はもちろん頭も洗えないので、夏ではなく冬にやったほうがいいらしい。冬はもう終わってしまうよ。

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昨日、久しぶりに見積が入った。それも二件。それもかなりの金額の案件だ。これを受注すれば4月末まで新規案件がなくても目標売上は達成してしまう。では今から見積作業にかかります。

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今必見という動画があったので、取り急ぎ貼り付けておきます。

【落合陽一】「ChatGPT」強化学習リーダーは、日本生まれで6カ国渡った元Google Brainの研究者。OpenAIのシェイン・グウが語る、”生成AI時代”の日本の「強みと新たな可能性」とは? 


AIは今はAGIに進化しているらしい。AGIというのは Artificial General Intelligence だ。

この General というのが大ポイント。
Wikipedaにも掲載されているが、この動画を見る限りこのWikipedia の記事も時代遅れのような気がする。

実にワクワクすることが起きている。これで私の老後も退屈することはなさそうだ。しめしめ。

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ChatGPTつながりでこちらの動画もゲット!

“最強”対話AI「ChatGPT」から最高の答えを引き出すテクニック【橋本幸治の理系通信】(2023年1月25日) 


この動画のコメント欄で Perplexity.ai というソフトというかサービスも知った。早速試したら楽しくて止まらない。皆さんも是非。

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CX-90がデビュー。

マツダの最上級車だ。

ただしアメリカ限定。日本での販売はない。

これまでCX-3だのCX-30だの、CX並びの数字が多すぎて混乱していたが、この90でぐっと上から抑えられた感じで、これはこれでいい気がする。日本では近日中CX-80が発表されるらしい。私はCX-5 で満足しているので買い替えは考えていない。しかしマツダも高級感が増してきている。その調子だ。

トヨタは会社としては尊敬しているがトヨタ車には惹かれない。レクサスに対しても未だに高級感を抱けないのだ。一方、このCX-90はベンツやBMWに引けを取らない高級感がある。とてもsubstantive で充実した、inhaltsreich なオーラがある。

こちらがアメリカで公開されたプロモーション動画。なんと真田広之が登場する。

Mazda CX-90 Unboxed — The Reveal 


アメリカのインフルエンサーらしきお二人が上げた動画はこちら。

All-New 2024 Mazda CX-90 // First look! 


とても好意的だ。

寄せられたコメントもポジティブなものばかり。例えば:

Well … after owning/leasing 11 mew Toyotas during the past 28 years I think I could be persuaded. Looks sharpe. The interior is gorgeous and certainly looks luxurious.  I’ll be looking forward with anticipation to your driving review of this vehicle when it becomes available. This could definitely be a game changer for me. I owned Hondas from 1976 to 1996. Then went to Toyota from 1996 to present time. Maybe it’s time to give Mazda a shot!

ホンダ、トヨタと乗ってきたが、いよいよマツダに乗るときが来たか、とおっしゃている。












アメリカのベランダ崩壊事故

2023-02-03 08:50:59 | 日記
今日は三ヶ月に一回の眼科診断。白内障です。

今日は瞳に薬を垂らして瞳孔を開くので車は運転できない。バスと電車で行ってきます。

クリニックは隣の更にとなりの町。車を飛ばしても30分以上かかる。どうしてそんな遠いところにしたかというと、評判がいいから。仲間の知り合いのメガネ屋さんが推薦してくれた。

お医者さんはまだ手術はしなくていい、と言っているが、暗いところがよく見えない症状は既に発生しているので、quality of life 向上のためにも手術したほうがいいのではと思っている。

高校同期の友人も既に手術をしていて、劇的によくなったと言っていた。

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アメリカの若者はおバカだ、と分かる動画がこれ↓


今回は死者は出なかったのでは?まだよかった。

アメリカで若者が絡むベランダ事故については当ブログでこちらでも書いてます。

学校の理科とか物理の授業で、こういう構造上のリスクについて学ばなかったのかね。

こういう事故が起きるのは大体何かの祝い事がある場合。贔屓のチームが勝ったとか、誕生日パーティとか、結婚式パーティとか。

日本ではなぜかこの種の事故はほとんど聞いたことがない。

理由の一つはアメリカでよくあるホームパーティが日本ではほとんどないことだろう。アメリカのホームパーティでは、普段2,3人が住んでいて、そのように設計されている部屋に、仲間が何十人も集まることがあり、その部屋と段差なくつながっているベランダに、人々が半分酔っ払ってはみ出てくる。構造的に極めて危険なベランダにほとんど警戒心なく人が群がる。

もう一つの理由は、日本には、脆弱だが乗ろうと思えば10人以上が乗れるベランダがほとんどないこと。これは建築基準法のせいか、文化的なせいか、よく分からないが。

いずれにしても祝い事の度に大勢が集まるパーティという文化はアメリカでは廃ることはないので、法律かなにかで規制しない限り、同じ様な事故は今後も忘れた頃に起きるだろう。

アメリカに留学する予定の若い人たちは十分気をつけてね。

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今さっさと調べたら、最近もベランダ崩壊事故はあるね。例えばこちら↓

Terrifying moment packed balcony collapses in Malibu captured on video | New York Post 


これもパーティでのこと。部屋の貸した人はベランダには6人以上は出ないこと、という条件を貸していたけど、酒を飲んだ若者がそんなことを気にするわけがない。痛い体験になった。

アメリカの大学にも当然休暇があるが、誰もが羽目を外すのが spring break だ。私も昔アメリカに留学していたとき、spring break にメキシコの Cancun に行ったことがある。

spring break は厳しい学業を耐えた学生が日本では考えられないほど開放的になる休暇で、当然、社会的にも大きな問題を起こすことがある。

そして彼らが泊まるホテルの危険性を伝える動画がこちら↓

This Is How Dangerous Balconies Can Be During Spring Break 


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6人以上ベランダには出るなという条件で週末貸した家で起きた上記事故。

どうやら被害者が家のオーナーを訴えたようだ。

Lawsuit To Be Filed After A Beach-Front Balcony Collapses In Malibu 


オーナーからしたら、たいした使用料が稼げるわけでもなく、禁止事項を伝えたにも関わらずパーティ参加者が調子に乗って起こした事故で損害賠償請求をくらったことになる。まさに踏んだり蹴ったりだ。逆に家が破損した損害を請求すべきだろうね。

ということであらゆる意味でアメリカ的な事故でした。

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アメリカのおバカな若者、と書いたけど、日本のおバカな若者は日本の外食産業に大激震をもたらしている。

どうも回転寿司業界に留まらないようだ。その余波は。

既にスシローは運営方法を変更し始めていて、素人目にもそれが多額の出費を伴うことが分かる。

加えて、客が来店を控えることによる遺失損害は想像もつかない。

同じ様なリスクに晒されている他の業態の外食産業も何らかの対策が迫られるのではないだろうか?

例えば普通の喫茶店のテーブルに置かれている砂糖入れだって、いたずらされない保証はない。

そして、最終的には概ね性善説に支えられいたあらゆるサービス、製品、そして非営利の活動が見直しを迫られることになるだろう。

そうなるとこれは日本の文化史における大きな転機につながる可能性すらある。

悲しいことだが、直視するしかない。

加えて、既に外国人による様々なトラブルも国内では発生していて、これが沈静化するどころか国の政策による無法図な外国人労働者の招聘などによって悪化することは火を見るよりも明らかだ。

日本に来て、日本的な習慣に馴染み、日本人以上に日本的に振る舞う模範的な外国人がいることは否定しない。しかしそうでない連中。特に中国人と韓国人。歴史的に反日感情に満ちあふれているこういう外国人についてはそろそろ何らかの制度的な対応が必要ではないだろうか?

私の個人的な提案(誰も耳を貸さないと思うが)は、まず、次の要件を満たす国を「特定懸念国」と法律で定義することだ。

(1)日本国の領土を侵害している国。(日本国の領土の定義は日本国が定めるところに従う)

(2)日本国に対して航空、海上その他で領土侵害を繰り返す国。

(3)日本人を拉致する政策を実施する(または実施した)国。

(4)日本を貶める教育を制度的に実施している国。

多分、この定義を適用すれば、対象国はロシア、中国、韓国そして北朝鮮に絞られる。他の国は対象外になろう。

そして特定懸念国の国民の入国に際してはビザを要求し、滞在期間および帰化要件も厳しくする。

これくらいしないと、日本の伝統、文化、そして治安は保たれないと思う。


















体調を崩す

2023-02-02 13:07:31 | 日記
昨日、体調を崩した。散歩もやめて早めにベッドに入ったが、身体全体が熱を帯びてきたので、コロナか?と思った。

変な夢を見て、それを見ているうちに身体の調子が戻ってきたのがわかった。目が覚めたらまだ午後11時くらいだったがかなり楽になった。

そのまま寝続けた。

今朝、体温は平常に戻っていた。大した食欲もないので朝はシリアルで済ませた。

その後はまたベッドに戻り寝込む。うつらうつらして、時々iPadでユーチューブやネットをやりながら昼すぎまでベッドに籠もっていた。

食欲がないのでお昼は抜いた。

夜は何か食べたほうがいいと思い、味噌煮込みうどんにするかゴルゴンゾーラスパゲッティにするか悩む。

自分で作る料理としては、この2つが一番楽しい。

「料理」というのはおこがましいかな。食事をfixする、というのが適当な表現かもしれない。

世の奥様方のように出汁をとったりして何品もおかずをこしらえるなどという手の込んだことはできない。

シンプルで美味しい。そして作るのが楽しい。それがこの2つだ。

結局味噌煮込みうどんにすることにした。足りない食材を買いに今から出かけます。

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年末からお正月にかけて異様な事件が続いた。

元締めがフィリピンにいるらしい強盗団。

つきあっていた女性をめった刺しにした男。

スシローでいたずらした高校生。

これらが一番目だった。

いずれも全く理解できない犯罪ではあるが、これからこんなのが増えてくるかもしれない。

セコムは防犯製品・サービスに対する問い合わせが殺到しているらしい。うちは去年セコムを止めたが、まだセコムのシールは窓に張っている。本来なら契約終了時に剥がすものだが、長い間の客なので残してくれたのかも。少しは効果があることを期待してます。カメラなどは買取だったので依然として設置されていて、ちゃんと機能してます。

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今、午後4時。

体調はなかなか元に戻らない。

体温と血中濃度は問題ないのでコロナではないだろう。ただ、頭がちょっとボーとしている。

買い物を済ませたので、これから味噌煮込みうどんの準備をする。

まず煮干しと鰹節で出しを取る。

それを土鍋へ移す。

次にうどんを茹でる。これは先日お隣のYさんからいただいた乾麺だ。とても美味しかったので、今日も期待が持てる。

次に具材の準備。

おっと。大事なものを忘れていた。鶏肉がない。どうしよう。さっと西友に行って買ってくるか。

やれやれ。他の具材は、ねぎ、かまぼこ、しいたけ、しめじ、海老天。そうそう。油揚げもある。

今冷蔵庫を調べたら凍った鶏肉があった。ガチガチに凍っているが、解凍すれば大丈夫。大した品質は求めてないし。

ところで「濁音減価」という言葉をご存知ですか?こちらの動画で説明があります。

「ビーフストロガノフ」を悪役っぽく感じる理由は?【音象徴2】 #28 


たとえば小麦粉を水で溶いた時に「だま」が出ますが、これは「たま」、つまり玉の音が濁って、ネガティブな意味が醸し出される。ということらしい。

ということでガチガチはカチカチの濁音減価なのだろう。

ではキッチンに行ってきます。










タイパという言葉を初めて知った。

2023-02-01 09:21:42 | 日記
タイパというのは time performance の略だ。

コスパ()は既に定着した言葉だが、タイパは初めて聞く。こちらの動画で知った↓

【落合陽一】ついに東浩紀と初対談!あの『夢想的で危険』批判を経て、2人は“喜び”を共有できるのか?「タイパ追求するなら生きていない方がいい」 テクノロジーと人間の未来を考える。 


どちらも今をときめく知識人だが、タイパに対しては批判的のようだ。

タイパの意味を改めて咀嚼すると、私自身はどんどんタイパタイプ人間になっていっている。家庭もほぼ崩壊しているし、他人と喜びを共有したいという強い欲求はない。夜中にベッドの中でiPadを抱えてネット三昧する時が一番の喜びと言ってもいいくらい。

セミリタイヤ状態だし、後は死ぬだけなので、これで全く問題ないと、今は思っている。

とはいえ、これまでの仕事は続けていて、お客とのやりとりには生き甲斐を感じる。友人との付き合いも嫌ではない。

そろそろ上京して東京の友人とも顔を合わせたいな。

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お二人の対談はなかなか興味深いものだった。

コンテンツではなく体験を求めている、という意見には頷けるものがある。うちの息子もCD派で、なにか物がないと納得しない。漫画もネットではなく紙の漫画を買っている。

日本人は伝統的にかつ本能的に手触りを大事にして、デジタル的なものに対しては薄っすらと違和感と疑いを抱いている気がする。

よく外国人が、日本ではまだ現金が使われているといって馬鹿にする。FAXなども馬鹿な日本の典型的な象徴みたいに言われる。ここでいう外人は主に欧米人だが、これに中韓の連中が悪ノリしてくるのが

しかし私はそういう外国人の意見を聞いたり見たりする度に、馬鹿じゃないの、と思ったりする。

これまでのものを捨てて、どんどん効率的と思われるものに乗り換えていく外国人気質は、CDを捨てネット音源に移ったり、現金を捨ててキャッシュレス、QRコード決済に移ったりする動きに如実にあらわれている。内燃機関をあっさりと捨て、電気自動車に全振りするのもその一例だ。

かってアイルランドで、じゃがいもの種類を一つに絞って効率化を求めたが、その種類を狙い撃ちにした疫病が発生したために飢餓が発生し、アメリカへの大量の移住が起きたことを連想する。

fall back position というのは大事だよ。

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最近話題になった困った事件がいくつかある。

一つは回転寿司でのいたずら。これでスシローの株価が暴落したらしい。

この事件で回転寿司業界全体がかなりの打撃を受けると思う。このようないたずらは、これまでの可能性が指摘されてきたし、軽い事件は散見された。しかし今回のは随分とあからさまな事案で、消費者が受け取ったイメージは簡単には消せないだろう。英語でいうところの unsee が難し案件だ。これからは回転寿司屋に入るたびに、客はこの事件のことを頭に思い浮かべることになり、はなはだよろしくない。何か根本的な対策を取らない限り、集客が低迷する可能性がある。

もう一つは雪国の各地で起きているバックカントリーでの遭難。外国人が引き起こすケースが多いが、これもちょっと構造的な問題のような気がする。基本的には日本の自然環境に対する無知。そして現地の規則に対する無関心というか無視だ。

特に欧米人にありがちなことだが、「自分たちこそが主人公」という意識が高い。多分、タイなどの東南アジアに来る欧米人観光客も似たような態度だろう。

私が昔アメリカに住んでいた頃、ペルーのパックツアーに参加したことがある。自分以外の客はみな米国人だ。ペルー人のツアーガイドがつくのだが、とある時、アメリカ人の女性がペルー人のツアーガイドに対して "We pay.  We decide." と言っていた。decide されても現地の事情や規則でできないことはあるはずだし、それはツアーガイドが先導して決めるべきことだと私は思ったので、随分高飛車だな、と感じた。これなどは昔の植民地時代の白人のメンタリティーだろう。

ま、そんな白人が冬になるとどんどんやってくる。経済にとっては歓迎すべきことなのかもしれないが、いい迷惑という場面もあるだろう。現地の方々は心してやっていただきたい。

回転寿司もスキー、スケートボードも、私には無縁のことなのでどうでもいいのだが、真面目な人が損をする。そんな事態は避けて欲しいものだ。

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回転寿司事件。スシローは被害届けを出したようだ。海外でも話題になり始めているようで、しばらくこの炎上状態は収まらないだろう。

回転寿司はとても楽しい雰囲気のものだが、とんでもない冷水がかかったので、しばらく家族連れなどは行けないのでは?当然、被害はスシローに留まらず、業界全体に及ぶでしょうね。もともとこのリスクは予感されたものだから、これを機に抜本的な対策を講じたほうがいいだろうね。それこそお茶を濁す程度の対策ではダメな気がする。

私自身は回転寿司はもう4年近く行ってないと思う。当然、コロナ禍の最中は行ってない。事務所が渋谷にあったときは、道玄坂の途中、半地下にあった元禄寿司(?)にはよく行ったものだ。あまり大きな店ではなく、こじんまりとしてよかった。結構外国人客も目立っていたな。もうないと思うが。

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今、6時過ぎ。

ワンタンスープ、餃子、チャーハンとインスタントで済ませた。

ちょっと寒気がする。念の為体温を測ったら36.3度だった。コロナではないと思うが、外は寒いので夜の散歩は割愛して、もう寝る。

今日の仕事はそこそこあった。仕事というよりは雑用だ。

一つ先週から宿題のメモがある。ほぼ書き終わったが、一晩寝かして明日クライアントに送ることとする。

ではおやすみ!