4日に奥さんと一緒に鹿児島に行ってきました。うちの奥さんはまだ鹿児島には行ったことがないのでずいぶん前から行きたいと言っていました。私は中学校の修学旅行・大学受験・最初の会社の慰安旅行・子供の九州大会・前の会社の慰安旅行と計5回鹿児島には行ったことがあります。
でも自分の車で行ったのは今度が初めてでした。朝3時に起きて3時半に家を出まして日田から高速で鹿児島に向かいました。ことしのGWは最後の1000円高速になりそうですね。
途中南関ICから八代IC位まで霧が出ていまして2・3台先の車が見えないくらいでした。こんなことなら阿蘇経由で来たら雲海が見られたかもと話していましたら、きのうの「阿蘇どまんなか局」でこの時期では珍しい雲海が見られたとのことでした。
8時ごろに鹿児島水族館に着きました。開館は9時とのことで時間があったので港の中をうろうろしていましたら、桜島フェリー乗り場にはもう車の列が出来ていました。普段でしたら15分間隔で走っているそうですが、この時期は7分間隔で走っているとのことでした。係の人に聞きましたら駐車場が満杯になっても40分くらいで乗れますよとのことでした。
そうこうしているうちに9時になりました。
大水槽にはジンベイザメが悠々と泳いでいました。
サンゴ礁の魚たちの水槽があるのですが、色鮮やかなのにはびっくりです。でも写真ではなかなかその色は再現できません。
そのあとイルカのショーがあるということでイルカプールに行きましたが30分前にもかかわらず席は満員でした。
ここも大分の「うみたまご」と同様プールが小さい感じがします。でもイルカたちは元気いっぱいでした。
イルカのショーが終わった頃にはたくさんの人でごった返していました。それで桜島に行くことにしました。フェリー乗り場の駐車場に行くまでに大通りで待って、駐車場の入り口で隣の会社の駐車場をぐるりと一周しましてやっと駐車場に入ることが出来ました。40分はかかるといわれていましたので奥さんにフェリーターミナルの2階にある売店でお弁当を買ってきてもらい車内で食べました。
この日は先日からの黄砂の影響で桜島も霞んでいました。
約15分で桜島に到着です。出たところで料金所があり1630円でした。港のすぐ先に道の駅「桜島」がありました。
最近は桜島の活動が活発と聞いていましたので、噴煙が見られるのでは思っていましたが、道の駅を出るまでは全くそのような感じはありませんでした。
道の駅を出てから5分くらいたった頃でしょうか、古里温泉の少し手前でふと桜島をみると灰色の噴煙が上がっていました。一度は車を止めてみたのですが、たまたま見にくいところでしたので、少し車を走らせ通りの少ない交差点で車を止め撮影しました。
ズームで拡大してみました。
対岸の鹿児島からの噴煙は見たことがありましたが、こんなに間近で見たのは初めてでした。
少し移動してみました。
有村溶岩展望所がありますのでそちらに移動してみました。
ここは、大正と昭和の大噴火で溶岩が流れ出てごつごつした岩に松の木がたくさん生えていました。
そのうち噴煙も出なくなりましたので、たいがんの大隅半島に移動しました。チラチラと桜島の様子を見ていますと、また噴火していました。大隅半島にわたる橋を渡ったところで車を止めて、撮影しました。今度は少し距離がありますので、望遠ズームで撮影しました。
地図で確認すると、昭和火口からの噴煙のようでした。ここからだと距離は少しありますが、真正面から噴煙を見ることが出来ました。
その後噴煙も収まったようでしたのでガソリンを20L入れて大隅半島を北へ向かい一路帰ることにしました。でもその後も数分後にはまた噴煙が上がっていました。この日は東の風でしたので火山灰が降ることはなくよかったですね。
帰りにえびのPAで休憩しました。ここでは国道221号のループ橋が目の前に見えます。
地図で見るとこんな感じです。
帰りは熊本付近からは渋滞情報が出ていましたので、熊本ICを降りて国道57号から阿蘇のミルクロードから国道212号小国から国道387号を通り玖珠に抜け深耶馬渓を通って帰りました。
桜島の噴煙をあんなに近くで見れたので、奥さんも大感激でした。
GWまっただ中でしたので渋滞が心配でしたが大きな渋滞に巻き込まれることもなく走行できたのはラッキーでした。
桜島では道路を清掃車が火山灰を掃除していました。道路から一歩出ると火山灰がたくさん積もっていて車が通るとほこりが舞い上がります。地元の方はこれが毎日なのでしょうから大変だと思いました。