PEKOのTea Time

PEKOこと山崎浩子のブログです。
新体操の選手と同姓同名ですが、全くの別人です。

タマグシホウテン!

2013-05-11 11:17:27 | Weblog
昨日、お客様のご家族が亡くなり、お葬式に行きました。
受付で「神式ですがわかりますか??」とイラスト入りの説明書をもらった。
そういえば、今まで一度も経験がなかったかも。
「玉串奉奠たまぐしほうてん」の作法が書かれた説明書でした。
お焼香の代わりに玉串(お払いされた榊の木)を祭壇に捧げるらしい。
二礼、二拍手と書いてあり、何度も読み返す。
ちょっとドキドキ。
最初に「二拍手は忍び手でお願いします」と言われた。
それって何???
後で説明を受けたのですが、死んだ方はまだ不安定な状態なので
(まだ成仏されていない??)
驚かれるといけないので、拍手は音を立てない忍び手で・・・とのこと。
そうなのか・・・とちょっと感激。
忍び手という言葉を生まれて初めて聞いた気がします。
その言い方が優しいというか、厳かな感じがする。

そうこうしているうちに斎主が来られた。
「斎主」は神道で、神を祀る人、神事をつかさどる人で、神式の葬儀を執り行う最高位の神官のこと。
斎主は、仏式葬儀における僧侶、キリスト教葬儀における神父や牧師にあたると、
インターネットで書いてあったので、引用しました。
入場されてから少しすると音楽が流れてきました。
と思ったら、え・・・すごい!雅楽の生演奏。
笛というのでしょうか・・・ご自身で演奏されていました。

神式は初めてでしたので、何から何まで新鮮でした。
神職が祭詞を奏上。
後で調べてみたら、演奏する人は本当は別にいるようです。
でも、今回はお一人で、全てをこなしていました。

後ろの方の席に座っていたら、途中で玉串がなくなりました。
「足りないからやらなくては良いのかな」と思っていたら、
再度、お祓いをして玉串が出てきました。
あ、やっぱり自分の番は回って来るのね・・・。
「右手で根元、左手で葉の方をささえ、捧げる時は右に回す。
根元が向くようにして玉串台へ置く。
その後、二礼、二拍手、さらに一礼。
そして三歩下がり、斎主、遺族に一礼」
あーーー失敗してはいけないと。久しぶりにドキドキしました。

写真はいただいた「ふ饅頭」。
生麩に餡が入った、大変上品な舌触りなおまんじゅうでした。
竹の葉に包まれていて、涼やかなお菓子。
生麩のもちもちな感じでいながら、爽やかな口当たり。
これは大変、美味でした。
美味しかったというのは、言葉で表現するのは難しい。
機会があれば、是非、一度お試しあれ。






コメント
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