ひょんな縁で！？

夏休みの後半は北の方へ行きましたが、
一応観光地であったために、
温泉などは混雑していました。
夜の最終の時間なら何とかなるかと、
行ってみましたが、入り口も溢れるほど人がいる。
諦めて、少し離れた観光客がそれほど行かないK温泉へ。

K温泉は夜10時までで、
私は10分位前に出てきましたが、
私の連れの人たちはまだ出てこない。
クーラーに当たっていると、近くに高齢の女性が。
その人も誰かを待っているようでした。
「お近くにお住まいですか？」声をかけると、
その日に神奈川から電車で来たとのこと。
連れの方が温泉に入りたいとのことで、
駅から温泉までタクシーで来たのだそう。

ほどなくして出てきたのはお孫さんの様子。
おそらく70代後半位の女性と大学生位の男の子。
帰りのタクシーもいないので、
どうやって移動するのか聞くと、歩いていくとのこと。
どこまで行くか聞くと、数キロは離れている感じなので、
一緒の車に乗ってもらい、近くまで送りました。
降ろした場所はK温泉から4キロくらい離れた所。
重そうな荷物もたくさん持っていたので、
タクシー呼べば良いのに・・と思いました。
私だったら歩けない・・かも。

その翌日、またも夜になってしまい、
私たちは、今度は隣の市の、別な町営温泉へ。
最終の時間帯で温泉を出て、
前日のK温泉があった場所の近くの道を走行。
すると、前日のおばあさんと孫？らしき人が歩いてる・・。
前日のK温泉に行った帰りのようでしたが、
温泉からは１キロくらい離れた場所でした。

一緒にいた人がUターンをして、
送ってあげようということになり、声をかけました。
すると「昨日はありがとうございました」
とのことで、お礼にと漬物などを頂きました。
お断りしましたが「どうぞどうぞ」とのこと。
「お名前もわからず、お礼もできず・・」
とのことでしたが、まさか２日も続けて、
同じ人に会うとは思っていませんでした。

昨日とほぼ同じ場所で下ろしましたが、
ほどなくして、突然の豪雨。
ワイパーを一番速くしても前が見えないくらい。
あの人たちは、下ろした場所から、
もっと離れた所に家があったようですが、
びしょ濡れになったのでは？？と思いました。
でも、その後のことはわからない。
その道から、高い場所に上がると言っていましたが、
遠慮をして、大通りで降りたのでした。
歩いていたら、全身ずぶ濡れになったかも。
やはり送ってあげて良かったのではないかと思いつつ、
濡れずに家に着いていると良いなと思いました。

二度あることは三度あるので、
また、どこかでその女性に会うのでは？？
という気もします。
袖振り合うも何かの縁・・かも知れません。