主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2006-11-14 13:02:53 | 読書
読書の記事は久しぶり。
実は前回図書館で借りてきた本は、読み始めるとどうも求める物と違うというか、ぴんと来ないので全部読みかけのまま返してしまいました。
それにゲームに忙しかったし…


坂東 真砂子著『蛇鏡』

急にホラーが読みたくなった訳です。
骨董屋である婚約者と共に帰郷した玲は、彼を蔵に案内していると、珍しい蛇の浮き彫りのある鏡を見つける。
この鏡は蔵で自殺した姉の形見の品らしい。
そして、この日を境に玲の心境は変化していき…。
奈良を舞台にした伝奇小説です。


宮部 みゆき著『心とろかすような―マサの事件簿』

探偵事務所に飼われている元警察犬である老犬マサの視点で書かれた事件簿の第2弾。
帰宅後、折り返しを見てシリーズ物と気付きました。
借りる時は全く見ませんでした。ハードカバーは粗筋が書いてあると思っていませんから。(書いてくれると嬉しい。タイトルだけではジャンルが分からないので結構困る。うっかり恋愛小説だった日には…参るよ)
でも前作を読んでいなくても大丈夫。短編ミステリーですから。
最後の話ではご本人も登場。


坂木 司著『シンデレラ・ティース』

私的にはお待ちかね。坂木さんの新刊です。
今度は歯医者さんを舞台にした日常の謎系ミステリー。
女子大生の咲子は小さい頃の体験のせいで歯医者さんが大嫌い。
なのに夏休み前に母親から「知り合いが受付のバイトを募集しているけど、どう?」と言われ、好条件から面接に行った先には品川デンタルクリニックの文字が…。
母が書き殴った地図の「品川口クリニック」の「口」は「しながわぐち」ではなく「D」だったのだ。
逃げ帰ろうとすると聞き覚えのある声から呼び止められる。
ここは叔父の勤めている所だったのだ。
そして、流されるままにアルバイトが決定してしまうのだった。
患者の彼氏から不可解な理由から怒鳴り込まれたり、電話では愛想がいいのに会うと態度が悪い人、そんな理由を推測し解きほぐすのは歯科技工士の四谷さんです。
前作はクリーニングの知識がつきましたが、今回は歯の治療の知識がつきます。
コメント (2)
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