初野 晴著『退出ゲーム』
中高生向けコーナーに置いてあり、息子の為に借りたのですが、私が読んでも楽しかったです。
熱血バレー部員だった中学生活から打って変わって廃部寸前の吹奏楽部のフルート奏者へと転身したチカとその幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者のハルタ。
様々な偶然から、二人は校内の難事件に次々と遭遇・解決していく青春ミステリ。
坂木さんの『夜の光』も良かったけど、これもいい。
チカとハルタの性格のため軽い雰囲気となっているけれど、中身は結構重い。
特にラストの「エレファンツ・ブレス」なんか。
ネタバレになるから書けませんが。
チカやハルタ以外にも強烈なお人がいるこの高校。
行きたいような行きたくないような。
シリーズになったらいいのに、と思わせる作品でした。
石黒 耀著『昼は雲の柱』
密林さんの紹介のところでは
「クライシスノベル第3弾!」「近未来シミュレーション小説」という文字が躍っていましたが、私にはファンタジー小説にしか思えませんでしたよ。
以前読んだ『死都日本』
、こちらで軽く触れられていた火山と日本神話の関係を膨らませて、更に徐福伝説に絡めて、この方お得意の火山の噴火(今回は富士山だよ)も起きてみたりするわけです。
なんか、これ続編の構想もあるようなので、出たら読んでみようと思います。
だって、とある謎は、はっきり描写してくれていなんだもん。
一応気になる。
海堂 尊著『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』
バチスタの続編。
『ナイチンゲール』の方は一応殺人事件があります。
が、それは決してメインでは無く人間ドラマが主軸だと思います。
まあ、バチスタのような殺人事件がしょっ中起こるような病院が有ったら困るとはいえ、ちょっと物足りなかったかな。
白鳥さんが登場する意味があまりないんじゃ?
と思っていたら、ほぼ同時進行で『ジェネラル』の方も起きていたわけです。
そうか、そうか。
今から読む人はセットで読むと良いでしょう。
でも、バチスタのようなミステリではありません。メディカル・エンターテインメントです。
でも「ナイチンゲール」よりずっと面白かったです。
ところで、こういう大病院ではお医者さんに「将軍」だの「白髭皇帝」だのあだ名がついて、その所属の看護婦達が「近衛兵」だの「殿前軍」だの呼ばれたりするんですか?
こういうノリ、付いていけない。
中高生向けコーナーに置いてあり、息子の為に借りたのですが、私が読んでも楽しかったです。
熱血バレー部員だった中学生活から打って変わって廃部寸前の吹奏楽部のフルート奏者へと転身したチカとその幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者のハルタ。
様々な偶然から、二人は校内の難事件に次々と遭遇・解決していく青春ミステリ。
坂木さんの『夜の光』も良かったけど、これもいい。
チカとハルタの性格のため軽い雰囲気となっているけれど、中身は結構重い。
特にラストの「エレファンツ・ブレス」なんか。
ネタバレになるから書けませんが。
チカやハルタ以外にも強烈なお人がいるこの高校。
行きたいような行きたくないような。
シリーズになったらいいのに、と思わせる作品でした。
石黒 耀著『昼は雲の柱』
密林さんの紹介のところでは
「クライシスノベル第3弾!」「近未来シミュレーション小説」という文字が躍っていましたが、私にはファンタジー小説にしか思えませんでしたよ。
以前読んだ『死都日本』
、こちらで軽く触れられていた火山と日本神話の関係を膨らませて、更に徐福伝説に絡めて、この方お得意の火山の噴火(今回は富士山だよ)も起きてみたりするわけです。
なんか、これ続編の構想もあるようなので、出たら読んでみようと思います。
だって、とある謎は、はっきり描写してくれていなんだもん。
一応気になる。
海堂 尊著『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』
バチスタの続編。
『ナイチンゲール』の方は一応殺人事件があります。
が、それは決してメインでは無く人間ドラマが主軸だと思います。
まあ、バチスタのような殺人事件がしょっ中起こるような病院が有ったら困るとはいえ、ちょっと物足りなかったかな。
白鳥さんが登場する意味があまりないんじゃ?
と思っていたら、ほぼ同時進行で『ジェネラル』の方も起きていたわけです。
そうか、そうか。
今から読む人はセットで読むと良いでしょう。
でも、バチスタのようなミステリではありません。メディカル・エンターテインメントです。
でも「ナイチンゲール」よりずっと面白かったです。
ところで、こういう大病院ではお医者さんに「将軍」だの「白髭皇帝」だのあだ名がついて、その所属の看護婦達が「近衛兵」だの「殿前軍」だの呼ばれたりするんですか?
こういうノリ、付いていけない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます