主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2007-10-30 12:15:02 | 読書
啓蒙活動は終わり。
ハロウィンに戻しました。
でも、もうすぐ11月なので、またすぐ変わる予定です。



海野 碧著『水上のパッサカリア』
第10回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作だそうです。
う~~ん、面白くないとは言わないけれど…。
なんか冗長という感じ?

自動車整備工の大道寺勉は湖畔の借家で、恋人の片岡菜津と暮らしていた。
が、半年ほど前、奈津は交通事故により死んでしまった。

と言う感じで始まり、全体の1/5ほどまで、それまでの奈津との生活や人物像などが語られます。
そして、ここで勉の前身が怪しげな事が語られます。
で、次の1/5ぐらいでその前身が語られて…という具合に前段階が長い。
まあ、人物や背景の描写が細かいのはいいのだけど。
メインディッシュまでが長い作品です。



森見 登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』

以前読んだ「Seet Blue Age」に第1話が掲載競れており、続きを読みたいと思っていました。
本年度の本屋大賞2位を取ったせいか予約がいっぱいで、やっと借りられました。

第2話も楽しいです。
古本市での偶然の出会い(同じ本に手を伸ばし、それを譲る)を目論み、その練習に余念のない「先輩」。
「黒髪の乙女」がかつて愛した絵本を探しているのを知った先輩はロマンチック・エンジンを全開にして、李白翁が開催する希望の古本を賭けた大勝負(火鍋我慢大会)に参加する。
第3話は大学の学園祭で繰り広げられる珍騒動。
そしてラストの第4話。
先輩の思いは届くのか?
珍妙なお話が好きな人はどうぞ。

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2 コメント

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有名原作に頼るのは面白くないです。 (すず)
2007-10-30 20:05:26
 「夜は短し歩けよ乙女」ですが、漫画化されるんですよ。

 少年エースというマンガ雑誌の1月号(11/26日発売)から連載されるそうです。数々の文学賞を受賞した作品が軒並み漫画化されて、へそまがりとしては、原作頼りか!と面白くありません。これをきっかけに原作も読んでくれれば、というファンもおられるかもしれませんが・・・やっぱりこの流れは、漫画好きとしては面白くないです。
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Unknown (ペンタ)
2007-10-31 15:42:39
こんにちは。
これも漫画化ですか。
漫画を読んで原作に行く人もいるので一概に悪いとは言いませんが、原作からの人にとっては結構ドキドキですよね。
最近は漫画のドラマ化も多いですよね。
こちらは恐ろしくて見ようとも思いませんが、漫画化は見たい気もします。
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