保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

どこまで延命治療をお願いするか

2012年02月09日 | 肺炎の怖さ(義母死去の経緯)

すでに病院には何枚もの「同意書」や「誓約書」を提出していますが
その文面に“延命治療”という文字は見ていないと記憶しています。

代わりに、昨日、始めて“蘇生処置”をどこまで施すかを尋ねられ
口頭での回答の後で1枚の書類に署名をしましたので
これがいわゆる“延命治療の中止”に対しての最終的な同意になるのでしょう。

 

*終末期医療…治癒不可能な病気に冒され、回復の見込みがない状態の終末期に行われる医療の総称で
病気に対する医療や苦痛緩和のための医療、生命の維持のための医療等が含まれます。
具体的には、薬物投与、化学療法、人工透析、人工換気、輸血、酸素吸入、栄養・水分補給など。

*延命治療…回復の見込みのない患者に対する生命維持のために用いられる治療です。
心臓マッサージ、人工呼吸器などの蘇生処置も含まれ
これらが特に高齢者に対して行われる場合、ただ死期を延ばすために行う治療になるようです。
多くは本人の意思ではなく、家族など周りの人間の意志で行われると言われています。

 

義母は今まで、気管挿管はICUで1カ月の間に2度行い、2日前から一般病棟でマスク型になっていますが
ベットで少し身体を動かしただけでも酸素が不足し呼吸困難になってしまう状態です。

3度目の挿管は無理と言われ、気管切開は本人・家族ともに拒否していますので
日数とともに減少させなければならないステロイド剤投与に対して
間質性肺炎が再度、進行する場合には「もう打つ手がない」とM医師からは告げられています。

こうなった場合、高齢者の心臓マッサージについては蘇生の可能性は低く
結果的に苦しみを引き伸ばすだけになることも多いと聞き、これも実施しないように
ただ、モルヒネ投与や点滴を少しずつ減らすなど、苦しさと痛さの緩和処置は
くれぐれもお願いします、と口頭と書面でお答えしてあります。

  

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