VAN DENDER(ヴァンデンダー)だのGODIVA(ゴディバ)だの
2人の娘がいなければ決して口にすることがない
ベルギー製のチョコレートをバレンタインプレゼントとしてもらいました。
女房がくれるモロゾフでさえ高くて充分なのに
その何倍もする1粒300円を超える価格というのですからビックリする他ありません。
表面を硬いチョコで包んだガナッシュが主体のようではありますが
価格に見合った美味さかと言えば、そもそもチョコレート自体が
贅沢品として育った我々世代にとっては
この柔らかい中身の複雑な味は「猫に小判」「馬の耳に念仏」以外の何物でもありません。
TV番組「芸能人・格付けランキング」によく登場する1本数十万円のワインより
1本数千円の方を高級品と見紛うアレとまさに全く同じなのです。
味は“慣れ”と言いますし
生まれた時から100%庶民であってそこから1歩も出たことがなく
世間の男性よりはるかに甘党でチョコ大好きの私でさえ
せいぜいが昔から売られている板チョコを私的に美味いと感じるのは
森永→ロッテ→明治の順であって、中に何か入っているのであれば
アーモンド等のナッツ類が一番、などと語るのが精一杯なのですからしょうがないというもの。
1週間前にもらった娘達からの年に1度の“超”贅沢品は毎日1粒ずつしか口にせず
その前に安い普通のチョコを何個か食べてから最後に大切に味わっていますが
4個入りが2箱で8個、女房に2個盗られて、否、あげましたので
イヴの今日で全部食べ終わってしまいます…。