保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

半日人間ドック・・・③禁煙について思うこと

2016年08月28日 | 禁煙してます

胃ガンの内視鏡的切除術で入院した日が2年前の8月20日
その日から禁煙を始めましたので
先週の金曜日、8月19日が2周年記念日だったことになります。 

禁煙直後から感じていたことですが、私の場合、食事が美味くなったとか
スポーツ時に疲れなくなったとかの感覚的な効果は全然なく
唯一、実感できているのはタバコ代が不要になって浮いた月1万5千円ずつの
積立預金だけと言っても過言ではありません。

煙になって消え去る分が年間18万円なのですでに36万円
5年後の満期時には90万円貯まるはずです。

〔禁煙の効果とされる25項目に対する私の印象〕 

・食事がおいしくなる  ×
・肌が綺麗になる    ×
・抜け毛・白髪が減る  ×
・冷え性が改善される  ×
・視力低下を防ぐ    ×
・体臭、口臭が減る(不明)
・呼吸効率が改善される ×
・睡眠リズムが改善される×
・生殖機能を回復させる ×
・免疫機能が正常になる(不明)
・骨の健康が改善される(不明)
・女性ホルモンの分泌を増やす(不明)
・呼吸器疾患のリスクが低減する(不明)
・消化器疾患のリスクが低減する(不明)
・様々な癌リスクが低減する  (不明)
・脳卒中のリスクが低減する  (不明) 
・心臓病のリスクが低減する (不明)  
・精神疾患のリスクが低減する(不明)
・周囲の人々への健康被害が無くなる×
・胎児や乳幼児へのリスクが低減する×
・部屋が汚れなくなる   ×
・行動範囲が広がる    ×
・節約になる       〇
・時間の節約になる    ×
・火災リスクを低減させる ×

今の時点でなぜ改めて禁煙を取り上げるかと言うと
これまで病院での診断や健診時にはあらゆる病気の予防のためとして
何かにつけて否定されていたタバコなのに、それを止めたからと言って
昨年も今年も誰も褒めてくれず、それどころか話題にさえ上らないからです。

もちろん自分の健康のために進言に従って禁煙したことは確かではあっても
とにかくあれだけ口うるさかったのに、今回のドックでも
問診票に禁煙の旨記載してあっても、診断医、看護師そして管理栄養士の
誰一人としてその努力&苦労に一言も触れることがないのです。

一方では最も敵にし易い項目がなくなったからでしょうか
その替わりとしてメタボの基準であろう腹回りが85cmを
ちょっと超えたからといってそれはそれはウルサイ指摘を始めました。

体脂肪率18%、BMI(肥満判定の国際基準)22からしても「(やや痩せ型の)標準」に
すっぽり納まっている上、"諸悪の根源"を絶ってまだ2年しか経っていないのですから
ちょっと腹筋に力を入れるだけで簡単に3~4cm縮められる数字を取り上げることなど
まずは禁煙の労をねぎらった後で充分ではないのでしょうか。

健康に対する意識が強いからこそ禁煙したのですから。

何を宣っているの!?と叱責されることを覚悟の上で申し上げるとすれば
あれだけの国民的キャンペーンを繰り広げて嫌煙を認めて禁煙を推進するのであれば
それに従った"禁煙の成功者"をもっと社会が褒め称える側面が
あっても良いのではと思えてなりません。

人は褒められてこそ伸びると言うのも現代の定説です。

もっとも受動を含めて喫煙習慣が健康に悪影響を及ぼすとする現在の嫌煙ブームに
私などは一種の大衆・群集心理の異常性を感じてしまうだけでなく
多数派の嫌煙家による喫煙家へのイジメにさえ見えるのですから
その対象者を褒めることなどあり得ないでしょうが・・・。 

 

 

コメント
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