このロアアームのボールジョイント部のガタを放っておくと
積雪地帯においては特に重大な事態を引き起こします。
つまり厳冬期に道路が洗濯板状態のときに"脱臼"することがあり
タイヤがハの字になって走行不能に陥ってしまうのです。
ちなみにタイロッドエンドのボールジョイントの場合は
タイヤの向きがとんでもない方向を向くことで同じ事態になります。
こうしたことから車検時には
これら「関節部」は結構ヤカマシク検査される話はよく耳にします。
今回2つの大切なジョイント部を交換することにしたのは、異音が気になる以上に
冬場の70日余りの積雪山道を安心して走行したいからに他なりません。
純正部品11,448円がネット社外では半額以下の5,364円(送料込)で
手に入るのですから本当にありがたい世の中になりました。
そして工賃16,848円はもちろん自分でするのですから負担なし。
それにしても、工賃算出のベースになる1時間当りのいわゆるレバーレートを
おおよそ8千円にすると交換に要する時間は約2時間・・・。
たかが3本のボルトで固定されているだけなのに、なぜ?
この疑問は実際に作業してみてようやく分かることになります。
(続く)