保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

Ski-Lesson(9) in サンバレー&丸池・・・まだまだ教え方は試行錯誤

2018年01月20日 | 冬はもっぱらスキー三昧

埼玉・K中学校スキー実習での担当は男子3名+女子7名の初心者班10名でした。

1日目午後:雨
2日目:曇り時々晴れ
3日目午前:曇り

雨の1日目はこの中の女子2名のカニ足登行に掛かりっきりでした。

使用したスロープを利用して次にプルーク姿勢を教えることになり
"リフトなし"のこれを「踏み上げ」と称し、必ず初日の約2時間を費やします。

初心者の場合、サンバレーにあった講習用のシングルリフトが今季から廃止されたので
この踏み上げを終えたらまずクワッドリフトに乗って丸池に移動しなければならず
そして丸池ペアリフトを利用してホテルのあるサンバレーに戻ることになります。

この2つのリフト乗場には僅かな登り坂があって、どうしてもこの登行技術が
必要ですし、また板2本を平行にして山側2本のエッジを使うので
講習時ゲレンデで縦一列に整列する際にも役に立ちます。

今回は行きませんでしたが
すぐ隣の蓮池トリプルリフトの乗場にも上り坂があります。

この登行を多くの生徒が難儀するのは
板を付けた横歩きという日常生活にない動きが一因でしょう。

一番多い症状はエッジが立たず横滑り&一歩踏み出す時に前が開き
平行を保てず"フォールラインに直角"が崩れ後方に滑り落ちることです。

それにしても、ここで具体的に語ることは出来ませんが
見た目のあるタイプはほぼ100%これが出来ず、さらにコケても起き上がれず
その後滑りもかなり苦労する、とイントラ内で囁かれています。

今回の班にはさらに、生来、運動が全く苦手なタイプが1人加わっていて
「登れない、起き上がれない」が2人・・・。

登れないのは時間さえ掛ければ何とかなるにしろ
当初使うほとんど傾斜していない平坦地でさえコケルと起き上がれず
セクハラに気を遣いながらの補助でもダメなので止むを得ず板を外させると
以後ずっとそうなってしまい、いざ傾斜地に行くと「立っていられず履けない」
まで追加になり、とても滑るどころの話ではありません。

2日目午後から1人、そして3日目朝からは2人が"体調不良"で欠席したため
それまで一日半で僅か1本しか乗れていなかったクワッドリフトに
3日目午前だけで3本乗ることが出来、皆の口から「楽しい!」の
言葉が出るようになったのですから、まずは何とか乗り切ったというものです。

とにもかくにも、班分けの運、不運があるのはしょうがないでしょうが
教え方によってそれが解消できればベストなのですが・・・。

コメント
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