つい数日前から二女の通勤の足になった
H17年・日産オッティ(三菱ekワゴンOEM)4WD。
(経緯)
私の元の愛車だったH15年ミラを二女に譲ったのが
車検取得後2カ月目の昨年8月のことでした。
2016年に友人Kから1万円で譲ってもらって以降、2回のユーザー車検を
通したことになり、これは国が与えた資格を持つ整備工場には
少なくても3年間、走行距離にして3万㌔は全く入庫していないことを意味します。
つまり"予防整備"は一切せず、不具合が発生または発生しそうな時点で
"自分で直す対処療法"を取ってきたと言って良いでしょう。
隠居生活に入った60歳直後、友人宅に嫁いだ娘さんが残して行った無償のプレオ
次は3年半後、他界した知人のご遺族から1万円で譲り受けたライフ
その4年後がこのミラ、そして今は手に入れてちょうど1年経つJCライフと
いずれも同様の乗り方をして来ましたが、始動しない、路上で立ち往生など
いわゆる故障と称する場面は一度も経験したことがありません。
*冬のスキー場通いの関係で全て4WD・オートマ
直すとは言っても、見よう見まねの素人整備ですし
次に他人に譲ることなど考えていませんので
例えばオイル漏れは添加剤または放置、マフラーはパテ修理
フレームの腐食部は発砲ウレタン注入など、早い話が誤魔化してでも
ユーザー車検を通し、ただしチェックが厳しいサスやステアリング系のゴム類は
新品またはその部分をそっくり中古交換して、いわゆる「動けば良い」を具現化した
乗り方に徹することで年間4万円程度の維持費(車両代+車検+整備代)
で済ませることができて来たと言えるでしょう。
そしてもう一点、大事なことは"潮時"です。
これは「そろそろ次のクルマを探した方が良いのでは・・・」と
経験に基づく勘が教えてくれるのです。
勘とは言っても、決して感情的なものではなく
あくまでクルマの現況そして走りの具合や音の変化などから
分かっているなら過去の整備状況を参考にして推察される
経験に基づく不具合や故障の予見のことです。
(一応ディーラーの修理見積もりを参考にすることも)
この勘が働いたので、昨年夏に今のH22年JCライフに乗り換えました。
この際の実質支払い額20万円はこれまでの最高額ですが
5年間乗れるとした場合の維持費(車両代+車検代)は年間5.4万円となり
0~1万円で手に入れていたこれまでの3台の平均、年間4万円より高くなる
1.4万円(月約1200円)は充分許容できる範囲と言えるでしょう。
(不具合が発生した場合の整備代はもちろん今は未定です)
*実質支払い額・・・廃車車両を売った約1万円+それに伴う
自賠責や重量税の還付金入金を差しい引いた金額のこと。
この代替えに伴って、片道4㌔程度の街乗りだけなら
まだまだ充分乗れるものとしてミラは二女の通勤車両になりました。
ただし、来年6月の次回車検は相応の整備代が発生する可能性が高く
こちらも冬が来る前の年内には適当な車へ代替えた方が良さそうなので
懇意にしているK君に情報提供を依頼してありました。
冬は圧雪による凹凸路のため特にジョイント系が壊れ易く
他方春が訪れるまでこの地方では下取り入庫が減る事情もあるからです。
そして待つこと僅か1カ月余り、二女が一目見るなり「可愛い~」と
すっかり気に入って愛車になったのがこのオッティというわけですが
孫娘Hちゃんも同じく「可愛い」と喜んでいるとのこと。
そりゃそうか、ジジババ臭いシルバー色が2台続いたのですから。
実質支払い17.8万円と、ちょっと金額が高めではありますが
4WDのオートマ・走行4.8万㌔・車検残1年5カ月・内外装にキズなし
夏タイヤほぼ新品・冬タイヤ付き、整備履歴が分かる整備手帳は
ありませんでしたが、、昨年12月に前オーナー(新卒女性)が
老舗店で購入した際の鑑定書が載っていました。
この春に公務員に採用され、すぐに数百万円のローンが組めたので
米国製新車に乗り換えたのだそうです。
これで彼女の乗り方なら7~8年は充分乗れるのですから
会社から出る通勤費をほんの僅か上回る出費で収まるはずです