保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

保護猫のテレビ番組の効能 !?

2023年06月02日 | 保護猫との暮らし

ある人気番組の中で番組が実施した
保護犬&猫の譲渡会での来場者数が2千人超にも拘らず
里親希望者の数が一桁つまり僅か0~9人ですって !?

早い話有名人とスタッフそして登場した犬&猫見たさで
ただ面白半分に会場を訪れているだけという実態を
この低い数字は明確に表しているのでしょう。

ただグッズ販売を通じて資金的に協力したい趣旨を
多くの方が持っているという見方もできるかも知れません。


(「Sどうぶつ…」をたまたま視た個人的感想に過ぎません)

 

一方、全国どころか限られたごく一部地域への
原則“無料“の告知しかしなくても(否、できなくても)
19匹が参加した今回の肉球クラブ譲渡会においては
15人もの里親希望者の申し出がありました。

我家の7カ月キジトラ兄妹(仮名えびぞー&おから)も
無事トライアルに入ることになりました。

その報告はこちら(画像あり)をご覧ください。

もちろん保護活動そのものを世間に知らせてくれている
こうした番組の側面効果が絶大であることは
忘れてはいけない事実でしょう。

だったらぜひ番組内でも必ず実行しているように
猫は「完全室内飼い」が必須であることを
もっともっと多くの人に知って欲しいと熱望します。

この点の普及にはまだ少し時間が掛かるでしょうが
昭和20~30年代は犬小屋はあっても繋いでいない飼い犬も
巷にたくさんいたこと、また「猫まんま」と称して
残飯に味噌汁をぶっかけた食事を猫や犬に与えていた
日常風景が今やすっかり姿を消したことからして
それほど遠い将来ではないはずです。

勝手に家の出入りをさせる旧来からの飼い方をして
帰って来こない時はどうしたのか?と心配して過ごすなんて
室内飼いに慣らしてしまえば全く無意味な気苦労です。

そもそも猫が外で何をしているか。。。

野良猫を2カ月に渡り尾行して分かったことは
決まった数カ所の“隠れ家“例えば軒先の空き箱の中や
使われていない物置さらには庭の隅っこの茂みの中などで
ほとんどの時間じっとしているだけなのです。

猫は死ぬ姿を見せないといわれる所以は病気による
体調不良の時にこうした隠れ家でじっと直るのを待っている間に
残念ながら病状が悪化して息を引き取ってしまっても
飼い主さえ死に場所が分からないことを指すだけのこととか。

だったら他からうつされる感染症やダニ、虫等、交通事故を含めた
危険などがない安心できる室内のどこか気に入った場所で
まったりしていても何ら変りはないですし寿命5~8歳と言われる
野良猫と同じ厳しい環境下に放つ必要は全くありません。

(野良猫シロとの経験)

我家のあんこときなこの2匹はもちろん保護猫ですが
窓から鳥や木々の自然をじっと眺めてはいても
出て行こうとするいわゆる脱走行動はすでに見られず
8カ月で完全室内飼いにすっかり馴染んでいます


(5カ月前は人に慣れずウー、シャーが挨拶代わりでした)


(網戸はプラネットで補強。脱出防止&外からの獣の攻撃対策)

コメント
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