ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

「カウボーイ&エンジェルズ」東京L&G映画祭より

2005-07-29 01:09:59 | Weblog
「カウボーイ&エンジェルズ」
 ノンケでさえない公務員シェーンはゲイでおしゃれな服飾専門学校生のビンセントとルームシェアすることになった。
 
 刺激の無い生活、気になる女性は自分のことは見向きもしない。ところかゲイのビンセントはかっこよくゲイライフを満喫中。それに気になる女性はビンセントに気がある様子、なんでやねん!

 ビンセントに文句をたれると変身させてあげるとの提案。
 シェーンはビンセントのおかげで髪もファッションも生まれ変わってカッコよくなる!そうするとモテ始めてきて…。
 
 ゲイの方が自己確立できていてノンケの生き方にまで影響を与える、そんな展開がかっこいい。たぶんゲイと自覚した者の方が自分をしっかり持っているのかもしれないね。より自己確立が求められると言うか。そこはゲイの有利な点とも言えるかもしれない。

 映画はティーン映画らしい奔放な展開で、トラブルに巻き込まれても信じられない解決をするのだけど、そういった若さのエネルギーがとってもすがすがしい!
 
 世間知らずなノンケが暴走して麻薬に手を出すのだけど、ゲイの方がいさめる。とっても興味深い設定だと思う。
 
 なにかとゲイは飛び跳ねた、アンダーグラウンドで怪しい描き方が多い気がしてたのだけど、ゲイのほうがマトモ!

 こういうのあったら面白いだろうなと思ってたのでスカッとした。

 二人の俳優もキュート。見た人に素敵な影響を与えるだろうな、こんなテレビドラマが日本でも登場してきたらすっごく面白い社会になっていくのじゃないかと思った。
 
 そろそろこんな企画のドラマも見たいな。なんか今なら日本ではヤッタモノ勝ちの企画じゃないかな~こういうの。「やおい」や耽美ものは根強くファンがいるし認知もされているのにそれの実写もないんだよね。なんでやろ?
コメント
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