ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

法事も無事に終えて・・

2006-11-06 00:23:09 | Weblog
連休最終日は法事だった。

去年無くなったお祖母さんの1周忌、一応長男なのでいろいろ・・。

これって、3周忌、7周忌・・・もう永遠続くよね。
俺の代では出来るはずないし、そもそも俺と同じ年代の子供たちが
それを引き継いで集まるのか?って疑問もある。

両親がこういった行事を望んで亡くなったらやるしかないのかなあ。
いやあ大変だ。

親類縁者を集めてお坊さんを呼んで、年齢刻んだ親類たちに囲まれて
皆、こんな行事大変だろうに集まってきてる。

なんとなく、みんな嫌でも自己を押し殺しても頑張って生きてきてんだよ!
ってな迫力でなんとなく自分が責められる気持ちになる。

お前が血を絶やす気か~!!!!みたいな?恐!

えーい!退散!!てな気持ちで奮い起こしてその場にいるのでした(笑)

特に俺のことを話題にされることも無く、なんとも穏やかに
法事を終えられました。気疲れをしました!!

なんか、気がついたら連休も終わりだな。
でも、今回はこれでも久しぶりにゆっくり過ごせられたのかな。

溜まったテレビ見たり、ワインあけたり・・

さーまた来週頑張りましょ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この秋のドラマもいいねえ!

2006-11-05 01:41:35 | Weblog
連休はおとなしく松山で過ごしてます。

今日は蕎麦を食いに行ったり、本屋うろついたり。
昨日は録画して溜まってた新作ドラマを見まくった。

この秋、気になるドラマをピックアップ!

■「のだめカンタービレ」月曜9時
http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index2.html
音楽大学って素敵ですねー。俺の友達で音楽大学の教授さんがいらっしゃる
んですが、お話を聞いている感じの通りの世界がこのドラマには・・

やっぱり、きらめくような才能の持ち主ってのがゴロゴロいるんですって。
また、そういう天才の子はなんともいえぬエロティックなフェロモンを
出しているのだそうです。(生徒には手を出さないそうです 笑)

ドラマのノリも好きだし、登場している俳優も気になる人ばかり!

#玉木 宏(こういう役が似合うねえ、美形だし)
#瑛太(すんごい金髪大爆発、でもカワイイ)
#小出恵介(マスミちゃーん!すんごい鳥の巣頭!おねえキャラに挑戦!
彼もこの間までかっこいい金持ちの役とかやってて、やるねー。あのちょび髭
と笑顔が好きです)

その他 西村雅彦・伊武雅刀・竹中直人とまた凄いのが脇を囲み
超個性的な脇役もいっぱい!
のだめ役の上野樹里もいい感じです。

■「僕の歩く道」火曜10時
http://www.ktv.co.jp/bokumichi/

草薙の僕の生きる道シリーズ、今回は自閉症の青年のドラマです。
こういうドラマは想像力が高まって良いですね。
自分の生き方を振り返って見ています。
今のところ、何気ない健常者の無邪気な言動をしていた人々が
理解していく姿に、心が広く暖かくなっていく姿に感じ入るものがあります。

こうやって、見せられて自分の言動に気がついたりするのですね。

飼育員の同僚、田中圭。彼が最初はっキッツイ若者役やってますね。
あんなに優しい顔の彼があんなことを!!
兄嫁の森口瑤子が強烈です。

■「14歳の母」水曜日10時
http://www.ntv.co.jp/14/

今期のメガトン級ドラマでしょうか?14歳中学生が妊娠出産するドラマ。
このドラマはまた改めて書きたいと思います。
3話ほど見ましたが、今のところあっという間に妊娠し
次々の展開が起こっています。

10代の多くも見ていると思いますが、妊娠するのは運が悪かったとか
そういうものじゃないよね。3話をもって避妊の方法を説明することが
無いのですが、いつやるのか?

妊娠してしまったことの恐ろしい状況ばかりが描かれていきます。
子供たちに何も教育してないのですから仕方ないですよね。

性教育の推進にもつながる描き方になるのか?先が気になるドラマです。

■「嫌われ松子の一生」木曜10時
http://www.tbs.co.jp/kiraware-matsuko/

毎回、これでもか~という不幸転落。
ここまで来ると先が気になるというか・・怖いもの見たさか?
この先どんな?と思うと癖になってきます・・。

■「家族」金曜9時
http://kazoku.asahi.co.jp/

渡哲也がね、すべては彼だよねー。
彼を使って、こういうドラマを作りたくなっちゃうでしょうね。
俺もいっぱい見てみたいと思います。今回もいいドラマになっています。

以上が最後まで見たいドラマだなー
他には「セーラー服と機関銃」「たったひとつの恋」あたりも気になるところ

うーん。さすが秋のドラマ、いいのがそろってます!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

性的マイノリティに関する説明用レジュメ

2006-11-03 02:10:48 | Weblog
先日の人権指導員の皆さんとの座談会で利用したレジュメです。
こんな調子でザザーット説明しました。


「性的マイノリティ」
同性愛(ゲイ・レズビアン)バイセクシャル、性同一障害、半陰陽(インターセックス)


「性的指向」
性的な意識の方向性。同性へ向く人、異性に向く人、両方に向く人と様々にあるという概念。
愛情を向けるのが異性とは限らない、世の中には男と女しかいない・・?
人間はそんな単純なものではない。
同性・異性などその指向の割合は個人によって様々、便宜上同性愛・異性愛・
両性愛と分けているが、自然は多様なので明確な線引きは出来ないと思われる。(性のグラデーション)
社会的な抑圧を感じ、多数派である異性愛のカテゴリに入っていた方が安心?
「嗜好」や「志向」ではなく「指向」   
性癖でもない(性的嗜好と性的指向を混同している)


「同性愛者のイメージ」
異常・変態・倒錯(とうさく)・・? 反社会的?  
ホモ・おかま・レズ(すべて蔑称)
数年前まで辞書には異常性欲・性倒錯と書かれていたことも(削除済み)
精神病として治療対象であった時代も(1993年にWHOが病気ではないとした)
宗教的禁忌(キリスト教・イスラム教・ユダヤ教など) ナチスによる虐殺
テレビなどでお笑いの対象(嘲笑) 
センセーショナルな扱い
性的な話題を避ける社会風潮


「同性愛者なんて見たことが無い‥」
日常生活で同性愛者であることをカミングアウトする人はほとんどいない(自己防衛)
恐ろしくてカミングアウトなど出来ない
異性愛者のフリをして生きていかねばならない(社会からは自己否定する情報ばかり)
本当はたくさんいるが分からない。見えない存在していないとされる。
3~5%の存在と言われている クラスに1~2名


「同性愛者は自己表現できにくい」
いじめ・差別の対象とされる 
親にも自分の本当の気持ち、自分自身のことを伝えられない
家族にさえ認められない
友達同士で恋愛話も出来ない(うちとけにくい)
ヘテロ(異性愛者)一辺倒の社会の中で孤立
自己否定感が強くなり、自己肯定感が乏しくなる。
アイデンティティの確認が出来にくい
自殺・ウツ        
社会から存在を肯定する情報が少ない
黙っていれば異性愛者の扱いをされる(結婚は?彼女はいるの?どんな女の子がタイプ?)
嘘の人生     
ばれないように隠れて生きる


「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」
同性愛への差別発言、嫌悪感を態度に表す
変態に人権など無い 人間として生物としておかしい
自分は違うから・・その気はないから
存在しないように扱う、見なかったことにする、無関心を装う
宿泊拒否 ホモ狩り


「同性愛者自身の変化」
ハッピーゲイライフの意識が高まる
インターネットの普及で仲間と連帯しやすくなった
ゲイコミニティの中で自己解放できるようになってきた。
自己肯定出来だした人も。
多くはゲイコミニティとの二重生活
ゲイとして生きていくことを決めはじめた人も
カミングアウトを積極的にする人も
パレードや社会に向けての行動 


「人権問題としての扱いへ」
法務省人権週間の強調事項に「性的指向を理由とする差別を無くそう」と書かれ
人権問題として取り組む課題となっている。
愛媛県の人権重要課題にもあげられている。
審議継続中の人権擁護法案の中でも性的指向による差別を禁止する内容として考えられている。


「世界で進みだしている権利拡張」
同性婚・パートナー制度の整備も(同性愛カップルは社会的には他人という現状)
オランダ・ベルギー・スペイン・カナダでは既に同性婚が、イギリスでも去年末に
パートナーシップ法が制定実施されている。


次回説明時には上記「ホモフォビア」の項目を追加しようと思ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ワールドトレードセンター」を観て

2006-11-02 01:27:49 | Weblog
先の映画「ユナイテッド93」とも違い、帰還できると言う希望のある作品です。

あのワールドトレードセンターの惨事に巻き込まれた警察官の
奇跡の帰還を描いた感動作。設定もほとんどは埋もれたビルの瓦礫の中の話。

日常の朝の風景からあっという間に大事件に巻き込まれ、轟音とともに
何が起こったかわからぬまま生き埋めになり、仲間も亡くなっていき・・

情報からも隔離され、世の中の喧騒とは離れた瓦礫の中で、命をつないで
いきます。

さざまざな奇跡がつながって・・・

埋もれた人間から見れば、2棟目の崩壊も7号棟の倒壊も
この世の終わりが続いているとしか思えなかったでしょう。
その恐怖、狂いそうです。

何も分からず、イスラエルには核が落とされたらしいとか、
世界大戦が勃発したとか、パニックの中、奇跡的に命をつなげた。

監督は「プラトーン」や「7月4日に生まれて」「JFK」
「アレキサンダー」のオリバーストーン。

ちょっと彼の作品とは思えない優しさにあふれていました。

ラストに語られるが、テロと言う悪意に満ちた大災害の中、同時に
人間の善意の部分もたくさん垣間見れた、その善意のところに視点をあわせた
この作品の描き方は、なんとも救いは感じます。

その善意の連鎖で世界を変えていけるきっかけとなるなら、この試練も・・
と思えるのだけどね。

この作品、オリバーストーン作品にありがちな政治的な問題の投げかけが
なにもないのです。テロの犯人も出てこない、犯人への憎しみとか
そういうのもない。

まるで大震災でもが起き、巻き込まれてしまった人たちの話のようです。

映画としての主張は特に何もない、その意図を思いあぐねている・・

ただNYで働く警官とその家族のあの一日の動きを追っていく。

あの日がどんな朝だったのか?なんてことない朝の始まり、
被害者としての追体験をさせてもらえ貴重ではあった。

家族や恋人を想い必死に命をつなごうとする様に館内はすすり泣く音が方々に。

俺もいとおしい人たちを思い起こし、今を大切にしようなんて思うのだが
ことが起これば俺たちなんて小さなものだ。
目の前の災難にネズミのごとく必死に生き残りをかけるしかない。

何故こんなことが起こったんだ!?と考えたところで目の前の惨状と
自分の生き残りに、そんな事は途方も無い疑問にしかならなくなってしまう。

実際は、自分のやっていることが世界にどう影響を与えているかに無意識と
なってしまった国民、一般市民に、思わぬ形で無知の罰が降りかかったこと
なのだけど、実際に事件に巻き込まれたものには狭い範囲でしか考えられません。

生還した被害者たちは今何を考えて世界を見ているのでしょうか?

テレビで見て報復だ!と頭に来た多くの国民ではなく、
被害者は何を感じているのでしょう。

こうならない為に・・だな、

この出来事は自然災害ではないのだぞ・・

なんて、どうしても冷静に見る自分だった。

ビルのシーンとか、あれは本物の事件をフィルムで撮影したものを使ってた
と思う。テレビカメラではなく、フィルムかハイビジョンカメラで
当時気を利かせて現物を押さえていた映画人がいたのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最終回!誰よりもママを愛す

2006-11-01 00:54:09 | Weblog
遅い?この間やっと見たんですよ、最終回を(ゆっくり過ぎやろ?笑)
以下ネタバレ

「そつない終わり方よ」なんて聞いてたのであまりアテにしてなかったんです。
だから玉鉄兄ちゃんが自分自身のゲイネスに目覚めて・・なんてことには
なるまいと思ってた。

それが、なんとなんとー!!
最後の最後はピンコに告白ですか!?

それもお兄ちゃんからキス!
それにピンコの実家の桃農家(たぶんTBSドラマ花嫁は厄年と同じ桃園)で
ラブラブに一緒に働いてますから!!

いやーすごい展開でした。

結局俺が思ってたとおりになってるジャン!
俺すごくない?(笑)
第1話で既に俺は見抜いてたぞ~(まだ言う)

彼氏くんと一緒に見たのですが、すんごい展開にキャーキャー言いながら見ました。

玉鉄!俺にもチュ~して(爆)

最終回の田村パパの台詞がまたよく出来てるんよ
「なにも人と同じでいる必要は無いんだよ。考えてごらん、
自分と同じ人間なんてだれもいないんだよ。
自分は自分ひとりだけなんだよ・・・」

25年前、主夫をやろうかと悩んでいた頃、世間体で躊躇していた・・
あの3人の子供たちを育ててくるには、
既成概念に立ち向かっていった日々だったでしょう

ああ、パパは兄ちゃんがゲイではないか?と幼い時から見てて
そう思ってたんでしょうね。

女性と次々付き合っててもしっくり来てる様子もないのも、そりゃそうだ。
だからちゃんと自分探しが出来た息子を喜んだのでしょう。
母さんも、家族も、祝福したのでしょう。

スゴスギマス!このドラマ。

脚本は遊川和彦さん。最近では「女王の教室」「涙そうそうプロジェクト広島」
「夫婦」などを書いている人だそうです。

第2弾やスペシャル版も話に出ているようですが、ぜひぜひ!
まずは12/20にDVD-BOXが発売されるみたいです。
でも23,940円は高すぎです(泣)

見てない皆さんビデオレンタルで絶対見てくださいね。
ピンコもお隣さんもお姉ちゃんも劇団ひとりも、お兄ちゃんも弟君も
お父さんもお母さんも、素敵だったなあ

なんだか夢のようなドラマでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする