Klezmatics - Come when i call you
エレクトーンのメロディーオンコードという機能があった
メロディーを鳴らすと自動的に和音をつけてくれるもので
陰和音(マイナー)の曲なのに陽和音(メジャー)が勝手についたりする事があった
この曲のバックの和音も一瞬そんな展開をするが
すぐに戻るので「ハッ」とするだけで終わるから全体を壊してない
更に1節の終わりのベースが上昇する部分もディミニッシュかなにかを
使っているのか不安定な和音展開になるがそこがまた一瞬で終わる
それが癖になるというか気持ち良いとすら感じるのが不思議
これがセンスというものでしょうね
クレズマーという東欧をルーツとする音楽があって
それをこのクレズマティックスの登場をきっかけに
90年代にブームが再燃したそうだ
でも、ぜんぜん知らなかったけど
かの「ドナドナ」などもその音楽の系列の曲だそうだ
ドナドナもコードを一瞬いじってみると面白いかも知れない
そういうのをちょっと試してみたくなった