ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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(077)576-2236大石ピアノ

「自分の中で鳴ってる音と第三者が触れる音」

2017-10-29 00:34:33 | Weblog

プーランクの曲でYouTubeを探してたら
こんな演奏が出てきました

演奏が良いとか曲が良いとか悪いとか
それ以前にピアノのコンディションに職業柄、耳が行ってしまう

全体的に音がチャラチャラしてしまっています
このピアノもう少し「シットリした」音色を出させる事もきっと可能な筈
たぶん、どのように演奏してもこのピアノはそんな音しか出なくなっていそうです


どのメーカーのピアノなのか
暗くて表示が見えません

この方は名前から想像するとロシア系の人なのかな?
ロシアの調律師の技術が日本の技術者のレベルより落ちるとか
そんな事は全くないと思いますが

きっと調律してから期間も経ってて
ピアノも使用頻度からハンマーが硬くなってしまってそう

行って治してあげたいとか思います
きっと弾き心地も落ちていそうだわ

よくYouTubeで登録されるピアノ曲には
こんな環境で弾いておられるのがあります



先日、小さなライブハウスで
ビートルズのコピーをされてるバンドの演奏を聴いたのですが

歌唱力は仕方ないとは思うのですが
ギターの音などをどうしてもっと近づけようとしないのかな~
と不思議でした



「自分の中で鳴ってる音と第三者が触れる音」

それにもっと気を配る必要があるんじゃないかと思うのです

その人の想いが強すぎて見えなくなってしまってるのかな~とか

偉そうに言ってる訳じゃなくて少し残念に思うのですよね~


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