Estampes 1. Pagodes / Debussy 版画 「塔」/ドビュッシー
最近はまってる曲はドビュッシーのピアノ曲「パゴダ」
いつもは高橋悠治さんのアルバムから聴いています
パゴダとは塔という意味で「仏塔」
ドビュッシーの曲名は
インドネシアの三角柱のような有名な塔の事らしい
普通は仏様の骨や代わりに教典などが奉納されてる建物
音楽も東洋的な響きに聴こえます
意図してるんだからそうだろうけど
東洋の香りを聞き出すというより
響きを楽しむって感じでいいのではないかと
思うのです
ピアノの響きを楽しむのにドビュッシーあたりは非常に向いている
そういう意味で自分も大好きなんです
他は「水の反映」「夢想」「アラベスク」など名曲揃い
パゴダは少しそれらに比べると知られていませんが
他の曲を言うより
「ドビュッシーのパゴダ(塔)という曲とか好きなんです」
と言う方がいかにも知ったかぶりができます、笑
その流れで、水の反映
ラベルの「水の戯れ」あたりを述べておけば
少々クラッシックを聴きますよ〜って感じになるでしょうか
ラヴェル、水のたわむれ辻井伸行.mp4
この辻井くんの演奏は流れるようなテンポ感はアルゲリッチやロジエみたいな感じでないですが
沸き水がもこっとなるようなウネリ感が非常に素晴らしく表現されていて
他のプレイヤーにない魅力を持っています
作曲もやる辻井くんならではの表現なのかも知れません
しかし、癒しを感じさせる良い曲と演奏ですね