ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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ベートーヴェンのピアノソナタ18番は良い曲

2013-09-07 00:44:58 | Weblog



どれも良い曲なんですが、、
このソナタの8分36秒ぐらいから始まる第2楽章はなかなかカッコ良い

ただ部屋で音楽がほしい時
ロックだとその時の気分で左右するし
ポップスだと色々違う事考えてしまう
クラシックもモーツァルトとか聞き流しにくい
シンフォニーはしんどい
バロックじゃいかにもだ、、、

で、案外ベートーヴェンのソナタは
ショーンレノンじゃないが「ちょうどいい」

ベートーヴェンの頃のピアノは今ほど良くないんだけど
このお方は色々ピアノの奏法を考えた人だと思う
この2楽章も少しショパンのポロネーズを彷彿させる
他のソナタを聴いても
「ここまで弾きまっせ!」というような派手な早弾きの曲もあるし
恍惚となるような素晴らしいメロディーのバラードっぽいのもある

ピアノの世界をかなり広げてくれたんじゃないかな~
そういう意味での評価はショパンやリストは聴いても
ベートーヴェンはあまり聴かないんだけど、実際は大きな貢献をしてると思う

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小学校のピアノ調律

2013-09-01 02:23:30 | Weblog


先日、甲南町にあるとある小学校からお声が掛かり、それではダメか、、、正確には小学校の体育館を修繕してる業者からお声が掛かり、ピアノの移動したので調律して貰いたいとの事。で、行ってまいりました。

ヤマハのグランドピアノのCー3型、昭和の63年製でした。学校にしてはそれでも新しいピアノに入ると思います。

まず弾いてみた所、少しタッチに違和感がありました。

内部をみた所、ハンマーの弦との最接近の距離がいささか大きい、場所に寄っては、基準の倍の5ミリぐらいありました。そしてドロップ戻りがそれより狭い箇所も、鍵盤の深さはほぼジャストで比較的揃っていたのですが、打弦距離もやや狭い箇所が多くあり、それが違和感の原因でした。

学校の調律なので次回はまた入札で違う技術者が来る事になるんだろうけど
ピアノに呼ばれたと思い、修正して来ました。

ピッチも前回が3月の調整にも関わらず、1ヘルツ以上440ヘルツより全体に下がってました。おそらく下がったままの基音で調律したのでしょう

救いは鍵盤深さが比較的揃っていた事
それで、所用時間が膨大な事にならずに済みました。

ついでに、ペダルをピカピカに磨いて
帰って来ました。

いつか努力が報われるといいな~

余談ですが、
第二名阪高速道路が出来て甲南町も草津から早く行けるようになりましたが、瀬田から乗るのと草津田上インターかた乗るのでは、100円も違うようです。瀬田西インターからちょっと行けば草津のインターに行けますので、皆さん注意しましょう。