大山崎山荘美術館で開催しているアンドリュー・ワイエス展を訪れた。この絵がワイエスの作品とは知らなかった。確かどこかで見た記憶がある。はてどこだったのか?所蔵しているニューヨーク近代美術館?雑誌?画集?全然思い出せないが強く印象に残っている。この会場ではこの絵が展示されているのではなく部分的なスケッチなどの習作が数点展示されていた。解説によるとモデルとなったクリスティーナ・オルソンは下半身が麻痺した女性で、草の上に腰をおろして寛いでいるのではなく、このようにして這って進むことしか出来なかったそうです。この時55歳だったそうだが僕にはもっと若々しく見える。障害を持った女性が力強く生きる姿を描こうとしたと解説にあった。会期は12月8日(日)まで。
作者が度々訪れたアメリカ・メイン州にある追憶のオルソン・ハウスを描いた約60点の作品必見です。