夏の夜の楽しみ

毎日猛暑が続いている。

僕の寝室にはエアコンがないので中庭の窓を開け放して寝ている。

医者は高齢者はクーラーで温度調節しなくちゃだめだと云うが

僕はクーラーをかけて寝るのが嫌いだ。どうせ人間はいつか死ぬのだから寝る時ぐらいは

自由にやりたいようにやりたい。

就寝前にはここのところ毎晩裏庭のウッドデッキに寝転んで★を見るのを日課にしている。

結構涼しい風が吹いてきて気持ちがいい。昨晩はあることに気が付いてうれしくなった。

夏の大三角形の内二つの★　白鳥座のデネブとわし座のアルタイルを結ぶ直線状の南の空に木星が重なるのだ。

そうほぼ一直線上と云ってもよいだろう。木星の少し左には土星が肉眼で見える。残念ながらリングまでは見えないけれど・・・

あっまた★が流れた・・・

星座を見た後はシャワーを浴びて寝室横の廊下の虫かごの中にいる鈴虫の音を聴きながら眠りにつく。

熱帯夜なんかなんのそのだ。明け方は開け放した庭から吹く朝風で目がさめる。タオルケット一枚では寒いぐらいだ。

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流れ星見えました。

昨晩はペルセウス座流星群が現れるとのことで午後１０時からウッドデッキに寝転んでスタンバイ。

いつも眺めている夏の大三角形を真上に見ながら南東の方角をぼんやりと眺めるていると・・・

あっ流れた。長く光跡を残して一瞬で消えた。時々見える夜間飛行機の点滅や岩国の米軍のものと思われる

戦闘機の航跡と比較するとそのスピードは段違いだ。民間機はカタツムリ、戦闘機は車、流れ★は弾丸。

実際のスピードは弾丸をはるかに凌駕しているのだろう。

約２時間の間に６個流れたが願いを星に託す時間のいとまはなかった。残念！　　

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世界最小サイズの彫刻

Trust, a nanosculpture of a female figure by Jonty Hurwitz, is the smallest creation in human history at approximately 80 by 100 by 20 microns
Photograph: Jonty Hurwitz/Rex

英国ガーディアン紙　電子版

肉眼では見えない彫刻を造って一体どうして観賞すればいいんだ。

名付けてナノ・スカルプチャーだって。

人間の髪の毛の上でポーズをとっている彫刻のサイズは　縦・横・厚み　がそれぞれ約　８０・１００・２０ミクロンだそうです。

２００台以上のカメラであらゆる方角から実際の女性ヌードの画像データをスキャンしてとり　３Dプリンターで製作したそ～な。

いろいろな物作っちゃて余程暇なんかしらん？

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推薦図書 ことばにできない宇宙のふしぎ

ここ何年か僕が図書館で借りる本は小学生か中学生向けに書かれた本ばかりだ。

高校生以上だと内容が高度になってきてもはや手におえない。

その点、子供向けに書かれたものはイラストや写真が多いこともあり誠によろしい。

図鑑などは字も大きくすっかり目が悪くなっている僕にはありがたい。

ページ数も少ないものが多くてあっという間に読み切れるのがいい。

今回読んだ「　ことばにできない宇宙のふしぎ　」は面白かった。

作者はイギリス在住の　エラ・フランシス・サンダースさん。本人が描いたイラストを見るだけでも楽しい。

５１のふしぎの２７番目「　あなたの大部分は細菌　」だって？！　本当かよ。

我々の身体の表面や内部には無数の細菌が住んでいる。

その数は自分の身体を構成している体細胞の１０倍はいるらしい。

体細胞と細菌の比率は１対１。自分の身体の半分は細菌で占められているって訳だ。

１０倍もいて比率が同じなのはどうしてかな？　おそらくサイズの違いだろう。

本当かいな？　真偽のほどは定かではないが生物が生きていく上で細菌の存在が重要であることは

間違いないと思われる。

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