これは疑似餌の鯛だま。タコの赤ちゃんを模したものである。
「フィッシュ・オ~ン! 」久々にH船長の雄たけびが瀬戸内に轟いた。
ロッドが弓なりになって海中に引き込まれている。これは大物に違いない。たも網を持って取り込みの手助けに駆けつける。
「 おっ ああああああああ! こりゃ~ 太いど~! 」
リールがキュルキュルと軋む音を立て、ラインが右に左に振り回される。
かなりの時間をかけて取り込んだのがこの大鯛。
体長73センチ、体重4.3キロ。
先に釣り上げた「やず」が後から入って来た大物に恐れおののいて「いけま」でパニック状態となり逃げまどう始末。
年金波止場では猛者たちのすさまじい釣果と比較して成績がいまいちと揶揄されているH船長ではあるが「やる時はやる」のであった。
一方、僕の方は一日かけて僅かに小さなメバル一匹のみ(上のイケマの写真でサイズを比較してね)。一日中リールを巻いていたので腕がパンパンなって身も心も痛いのだ。
釣れなくても海の上は気持ちがいいのだ。次回はリベンジするぞ~。
今晩はH船長にお情けでもらった「やず」の照り焼きを肴にサッポロ黒ラベルで一杯。うまかった~。
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