三門
臨済宗建仁寺派の総本山。鎌倉時代1202年の創建。開山栄西禅師は二度の入宋を果たし日本に禅を伝えた。また中国から茶種を持ち帰り栽培を奨励したため
「茶祖」と云われているそうな。境内にはお茶の木がたくさん植えられており初めてお茶の花を見ることができた。少し枯れかかっていたが可憐な白い花がこれ。



法堂(はっとう)

風神雷神図屛風 俵屋宗達筆 (複製)

雲龍図 (複製)

天井の双龍図 (本物)

関西の旅行から帰着して1週間が経った。記憶を頼りに旅行記を続ける。最初に訪れたのは法隆寺。我が家の前に住んでおられたお嬢さんが嫁がれて法隆寺の近くに住んでおられたので久しぶりに再会。車で送り迎えをしていただいた。僕の時と同じで修学旅行の学生の群れの中を歩く。とにかく広い。もう一度見たかった仏像百済観音に再会。やはり独特の雰囲気があり一度見たら忘れ難い。造られたのは飛鳥時代7世紀前半~中期、作者は不明。名称から朝鮮半島から伝わったものかと思ってしまうが日本産の楠木で造られており日本で制作されたものと考えられている由。近世から明治時代までは虚空蔵菩薩と称されていた。容貌が日本人離れしているせいか朝鮮風な観音様だな~てなことで百済観音を称されるようになったそうだ。