日本酒ピンバッジ倶楽部

日本酒ピンバッジ倶楽部で活動、2024年に解散。日本酒ピンバッジのコレクター・プロデュースもしています。

涅槃龜 新政酒造㈱ 日本酒ピンバッジ

2021-03-21 14:02:17 | 秋田の酒

「涅槃龜(ニルガメ)」秋田県 新政酒造

 涅槃龜(にるがめ)は、麹ならびに掛米とも、精米歩合90%前後の低精米タイプの純米酒で、ほとんど磨いていない米の酒造りは、雑味が発生しやすく難しいのですが、吟醸造り技術の著しい進化が、定番同様のエレガントさを保ちつつ低精米らしい質実剛健な味わいに仕上げているそうです。

 先日、大阪で開催された奈良酒のイベントで蔵元の方もお話しされていましたが、酒造技術の進化のおかげで低精米の純米酒の複雑な味わいが、日本酒ファンの方々にも楽しんで頂けるようになってきたとの事です。

なるほど・・・。

 

涅槃龜ボトル画像は、新政酒造株式会社オフィシャルサイト参照

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天蛙 新政酒造㈱ 日本酒ピンバッジ

2021-03-20 22:04:29 | 秋田の酒
 新政酒造では、お酒の個性とメッセージ性を酒質とネーミングに込めていて、デザインにはオリジナリティと和洋折衷感を大事にしているそうです。たしかに、飲めば酔うほどにその世界に近づくような気がします。
 
「天蛙(アマガエル)」秋田県 新政酒造
 
 
光沢のタイプは第8世代以前に作られたピンバッジだと思います。
裏面:最近の物は光沢がなく銀のタイタックで、初期に作られたピンバッジは光沢があり金のタイタックになっているようです。
 
 
 「天蛙」はアルコール濃度10%以下で薄にごりの、低酒精発泡純米酒です。
 HPを拝見すると、瓶内二次発酵酒なので生存酵母によるアルコール発酵が進み、瓶内の圧力が高まるために貯蔵や管理もマイナス5度以下で行われているそうです。
 新政酒造では、このような低アルコール清酒も、工業的な製法で造られるのではなく、伝統製法の応用で醸され、醸造用乳酸や酵素剤、無機塩類など原料記載の不要な添加物は一切使われず、製造工程が非常に困難なので
5~7月に少量出荷されるのみだそうです。
 
 残念ながら、私はまだ「天蛙」を飲んだことがありません。
 チャンスがあれば是非にと思っています!
 
天蛙ボトル画像は、新政酒造株式会社オフィシャルサイト参照
 
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亜麻猫 新政酒造㈱ 日本酒ピンバッジ

2021-03-19 20:11:05 | 秋田の酒
 秋田の日本酒との出会いは、私の現役時代に秋田出張の時にたまたま入った永楽食堂でした。
 壁一面にお酒のメニューが張ってあり、隣に座った人やお店の方にあれやこれやと勧められ、私はすっかり酩酊してしまいましたが、翌日は悪酔いする事もなくすっきりした気分でした。
 何より「こんな日本酒があるの!」と、その旨さに驚きつつも、ピンバッジ好きとしてはその日本酒瓶のラベルデザイン、ロゴマークが気になったのです。
 従来の日本酒ラベルの和のイメージから、一線を画したデザインで、私は東洋的な仙界や雅楽の世界観を感じました。それが新政酒造さんのお酒です。
 
そしてピンバッジもありました。毎年の新酒頒布会で配られているそうです。
 
「亜麻猫(アマネコ)」秋田県 新政酒造
 
 新政の中でも、最も個性的な作品「亜麻猫」は、清酒用麹に加え、強い酸味を持つ焼酎用麹(白麹)をも用いて醸されており、日本酒離れした酸味が楽しめるお酒で、スピンオフとしては瓶内二次発酵を行った活性濁り生酒「亜麻猫 スパーク」があります。
 
 
 何より面白いのは、新政酒造では、お酒の個性とメッセージ性を酒質とネーミングに込めていて、デザインにはオリジナリティと和洋折衷感を大事にしているそうです。たしかに、飲めば酔うほどにその世界に近づくような気がします。
 
亜麻猫ボトル画像は、新政酒造株式会社オフィシャルサイト参照
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天狗舞 山廃仕込み 純米酒 ㈱車多酒造 日本酒ピンバッジ

2021-03-18 22:12:14 | 石川の酒

石川県白山市の車多酒造の 天狗舞 のピンバッジです。

山廃仕込み純米酒の一升瓶をそのままデザインしています。 

シンプルなお酒のボトルのピンバッジですが、台紙に天狗舞の心を表現しているメッセージ性の高いピンバッジで、この率直な表現に好感が持てます。

車多酒造は、人が自然とともに酒を醸す蔵で、その理念は「私たちの醸す日本酒が、人生を豊かにして人と人をつなぐことで、明るい社会の創造に貢献します。」とし、「能登杜氏四天王」の1人と称され「現代の名工」も受賞されている中三郎さんが在籍しています。

そして、天狗舞では、飲んで旨く、料理と合わせて旨い酒、味わい豊かで切れの良い日本酒を目指し、霊峰白山から湧き出る伏流水と加賀平野に実った良米により、山廃仕込で多くのお酒を醸しています。

通常の酒蔵よりも、より麹菌を繁殖させた方法で作ると、搾りあがったばかりのお酒でも麹由来の黄色がかった色となり、丁寧に醸したお酒をじっくりと熟成させた時、日本酒は山吹色に色付きます。米本来の味わいを反映させるために、酒の色を整えることのできる活性炭の使用をできうる限り避けて、この「自然な日本酒の色」をいつまでも守り続ける努力をされているとのことです。

日本酒の蔵元は、まさに日本の文化の底に流れる哲学を、自らの醸すお酒に込めているんですね。

天狗舞一升瓶画像は、車多酒造オフィシャルサイト参照

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開成 純米大吟醸 笹の川酒造㈱ 日本酒ピンバッジ

2021-03-17 20:13:33 | 福島の酒

「開成」 (桝型ピンバッジ)福島県 笹の川酒造 

福島県郡山市のふるさと納税返礼品、笹の川酒造 純米大吟醸「開成」です。

笹の川酒造は、清酒の味を決める《麹》に重点をおき、特定名称酒に使用する《麹》を造る為、平成6年に手造り麹専用の麹室を作り、酒質の向上に努力しています。

「開成」は、山田錦由来の味を生かした純米大吟醸です。

香りの成分を良く生成する、福島県オリジナルの「煌(きらめき)酵母」を使用により、柑橘系の香りが高く仕上がっていますが、純米大吟醸は大吟醸に比べ、やや落ち着いた感じとなります。

味もしっかりと甘味がのり、なおかつキレが良く飲みやすくなっています。

ふるさと納税の企画特典として笹の川酒造のオリジナルのピンバッジが付いていました。

(お酒の画像は楽天ふるさと納税サイト福島県郡山市より)

 

 

 

 

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