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ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

とうとう抜いた親知らず

2015-05-09 21:49:05 | 日記


半年に1度やって来る歯痛、そう、にっくき親知らず!!
いまだ地中に姿を隠し、横向きに生えて奥歯にちょっかい出している。

今回は何としても抜く!と、総合病院の口腔外科を紹介してもらいました。

担当の女医さんがひとしきりパノラマサイズのレントゲン写真を見て、
「あなたの年齢では、かなり大変な思いをしますよ」「え~っ!?」

若い頃と違い、この年になると根っこが分かれてあごの骨に癒着したり、
神経近い所まで行ってたりするので無理してとると後遺症が出たりするとか。
聞けば聞くほど不安になるけど、後悔先に立たず。





連休明けの午後、因縁の親知らずをとうとう抜きに行きました。
口の中から口の周りまで消毒し、口だけ開いてるマスクをかぶせられ、
「では始めます」「お願いします」「返事はしなくて結構よ」「ふぁい」

麻酔なんてたいしたことないじゃないかと思ったのは最初だけ。
だんだんヤバい箇所に針を感じ、え、ここら辺をメスで切るの?と恐怖が走る。
痛い箇所に針を刺されると激痛が走ったけど、やっと終了。

しばらく放置されて麻酔が効き始めてから本番開始。
「大きく開けなくていいから、あごの力を抜いて顔はできるだけ左を向いて」
何だか百戦錬磨の女医さんが頼もしく、躊躇なく切開して手術は始まった。
一刻も早くこの時間が終わってほしい一心で、中断せずに我慢した。

「うわ~これは痛かったはずですよ!大きな虫歯になってボロボロ!」
「もう取れたんれすか?」「今、隣りの奥歯との境を削ってるところです」
なんで地中に埋もれたままの親知らずが虫歯になるのかイマイチ不思議。

ぎ、ぎ、バキッ!! 頭蓋骨に響いた骨をひきはがす音。何?歯を分割?
「もう取れたんれすか?」「まだまだ、これからです」

急にあごの辺りに先生が体重をかけた痛みに耐えきれず、「待った!
「どこが痛いの?歯?あご?ここは力がいるので休憩して頑張りましょう」
はぁはぁ・・と息を整え、再開。

う~ ここばかりは麻酔が効かない。でも、耐えねば!親知らず抜かなくちゃ!
頭がすぐに右向きになるので、意識して左を向いて耐えていると、
「全体が見えたところですが入口が狭いので今から取り出しますね」と天の声。

「なんとか根っこまでキレイに取れましたよ。ギリギリ癒着もしてないし、
よく抜く決心しましたね。これは痛かったはずです」

後でボロボロになった虫歯、「オブジェとして記念に持って帰りますか?」
血の跡が生生しい、引っ張り出した鉗子の跡がある因縁の親知らず。

「もっと早く抜いたらよかったですね」ホントその通り。
痛みは止血している段階から押し寄せて、薬局で痛み止めをもらって即飲み、
しばらく痛みでその場から離れられず、タクシーに乗って行先言うのがやっと。

翌日から頬が腫れ上がり、3日目の今日も会社休んで寝ております。
やっと起きてパソコンに向かう気力が起きた。
皆さん、親知らずは若い間に抜きましょう!抜くなら金曜の午後がお勧め。
30分で抜けたからよかった。1時間半もかかったら地獄だわ(^^;)

 
コメント (2)
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