今月始めに、主人と徳島の祖谷渓(いやだに)とかずら橋に出かけました。
早くしないと11月が終わってしまうので、急いでアップします。
こんな真っ赤なモミジはなかなか近くでは見られないので感激です。
といっても、行ったのが早かったのか思ったほど赤くはなってなかったような。
祖谷渓(いやだに)は四国山脈を祖谷川で深く切り込まれてできた渓谷です。
初めて行ったけど、かなりの高さ!
助手席側が深い渓谷なので、谷底に落ちないように運転席側に寄ったりして無駄な抵抗…
(実は高所恐怖症。キュンキュンする〜😅 )
「ひ」の字に深く切り込んだ「ひの字渓谷」
下を覗き込むとすごい迫力で、ミシュラン・グリーンガイドで2つ星だとか。
谷底から上の方まで薄っすらと紅葉が始まったところでした。
断崖絶壁にある巨岩の上に立つ、小便小僧の像です。
身を乗り出して撮るには、これが精一杯でした。
早めの昼食に立ち寄った祖谷美人というお店の名物、ぼけあげそば。
大きくて厚みのあるあげが食べごたえあって、出し汁も美味しくて温まりました。
「ぼけ」だの「いや」だの、この辺の地名は面白いです。
それから、一度見てみたかった祖谷のかずら橋へ。
野生のシラクチカズラで作られた長さ45m、幅2m、水面上14mのつり橋。
一度に50人渡れるそうだけど、
大勢が一度に渡るとけっこう揺れるので、途中で立ち止まる人もちらほら。
足元の板がぐらついて隙間があるので、太いカズラの手すりにつかまりながら
「ここで携帯落としたら最悪だね~」と、写真は橋を渡る前後に撮りました。
追っ手から逃げてきた平家の落人が、いつでも切り落とせるように作ったとか、
空海が困った村人たちのために架けたという説もあるそうです。
入場券は550円で一方通行。
駐車場もあちこちにあって、観光客がたくさんいました。
その後、もっと奥の方へ山道を走り、二重かずら橋まで足を伸ばしました。
さすがにここまで来る人は少ないようで、道は狭いし、離合するのが大変。
ここは男橋と女橋の2つのつり橋があって、ぐるりとゆっくり回れる遊歩道です。
奥にはキャンプ場とかもあるけど、人が少ないので写真撮り放題。
手前は女橋、木々の枝の向こうにかすかに男橋が見えます。
山奥の橋だからか、こちらのカズラの方が古びてなかなかスリリングです。
下の川原まで降りていくことができて、
みんな長いこと熱心に紅葉や橋の写真を撮ったり、石に腰かけて森林浴を楽しんでいました。
いいお天気で、遠路はるばる行った甲斐がありました。🚙