2015-12-21
じーさまが胸の痛みを訴えて救急車で運ばれた。
朝、出勤する時に施設から連絡を受けて、急いで駆けつけて同行した。
何の前ぶれもなく、朝起きて急に具合が悪くなって酸素量が低下したらしい。
本来なら施設が提携している病院に運ばれるところだけど、
2か月に1度通院しているかかりつけの病院が受け入れてくれることになった。
もしや心筋梗塞が再発したのかと思ったら、
もしや心筋梗塞が再発したのかと思ったら、
胆嚢から続く胆管に石が詰まって炎症を起こしたようで、
そのまま入院することになってしまった。
処置室の前で2、3時間待ち、大部屋にやっと落ち着いたのはお昼前。
9階の窓ぎわのベッドはお天気よすぎてカーテンしめても暑いほど。
なのに水も飲めず熱が出て、酸素マスクでハーハー言ってる姿が痛々しかった。
その日の夕方、たまった胆汁を抜くために、内視鏡でチューブを入れるという
処置室の前で2、3時間待ち、大部屋にやっと落ち着いたのはお昼前。
9階の窓ぎわのベッドはお天気よすぎてカーテンしめても暑いほど。
なのに水も飲めず熱が出て、酸素マスクでハーハー言ってる姿が痛々しかった。
その日の夕方、たまった胆汁を抜くために、内視鏡でチューブを入れるという
応急処置をして、長い1日は終わった。
担当医の先生が言うには、石を取るのは何といっても高齢だし、血液サラサラの
担当医の先生が言うには、石を取るのは何といっても高齢だし、血液サラサラの
薬を服用しているリスクを並べ立てるので、もう完全におじけづいてしまった。
でも、チューブを体内に入れたままだと、感染したりはずれたりするリスクもある。
「もう痛いのは嫌だ。さっさと石をとってくれ!」とじーさま訴えた。
でも、チューブを体内に入れたままだと、感染したりはずれたりするリスクもある。
「もう痛いのは嫌だ。さっさと石をとってくれ!」とじーさま訴えた。
幸い術後の経過も順調で、食事しても大丈夫だったので、血液サラサラの薬をやめて
1週間後、再び内視鏡を入れて、無事チューブと石をのけることができた。
50年前の胃の手術跡は今のと形状が違っているらしく、カメラが入らないので
50年前の胃の手術跡は今のと形状が違っているらしく、カメラが入らないので
普通の胃カメラでバルーンで出口を広げて石を取る方法がとられた。
それもまた不安材料だったんだけど、小1時間もしないうちに終了。
石は1センチくらいの大きさだったらしい。
90才で無事、生還! すごい生命力だと思った。
ちょうど10日間の入院生活。
長引くと痴呆が進む人も多いそうで、家族が昼夜交代で付き添っている人もいた。
そうなるとホント大変! 仕事帰りに毎日通うだけでもしんどかったのに。
これも日頃の罪ほろぼし。
施設に黙って入っててくれるし、入院した時くらいはお世話しなくちゃね。
どの親も年取るばかりで、この先どんなことが待ち受けているか覚悟しないと。
いやいや、私たちも健康には気をつけないと!
どの親も年取るばかりで、この先どんなことが待ち受けているか覚悟しないと。
いやいや、私たちも健康には気をつけないと!