ぴろたまごの雑記帳

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老衰の末期にしては・・

2016-12-28 00:00:00 | 日記

2016-12-28

孫の誕生に七五三、お宮参りと、おめでた続きで今年も終わりかと思いきや、
じーさまの容体が急に悪くなって、まだまだ今年は終わりそうもありません。

急変と言うより、徐々に悪くなってることに気づいたと言った方が正解か・・
血液検査の結果、生きてるのが不思議なほどの数値が出たのでわかったのです。

91年も酷使した心臓だから弱るのは確かで、よく聞く「心不全」という病名。
再検査で病院に連れて行ったときは、血液や水分の循環がうまくいかずに、
体中に水がたまっていて、両足のふくらはぎから足首はパンパンに張っていて。
それでも本人は何も痛いところはないし、食欲もあるからと自覚症状はない感じ。

利尿剤を処方してもらい、おしっこで水分が出たら大丈夫だと思っていたのに。

翌日、施設のかかりつけの先生から検査結果の説明に呼ばれて行くと、
「老衰の末期で、いつ心臓が止まるかわからない状態」と言われてしまった。
老衰の末期って何・・? 

聞けば心不全の場合、最後まで食欲はあるそうで、もし食べれなくなっても
点滴は心臓に負担がかかるからできないそうだ。
そういえば、半年前から声が急に小さくなり、聞き取りにくくなった。

好きなアンパン食べてる時も、肩で息をするようになっていた。
介護士さんの話では、食事は以前は1人でゆっくり1時間で食べれたけど、
今は1時間半以上かかり、途中で疲れてボーッとしていることもあるとか。

入院するなら紹介するけど、このまま施設で看取りをするつもりなら、
酸素吸入と痛み止めの処置までという同意書を書いてほしいということだった。





一人っ子のダンナに話すとさすがにショックだったみたい。
でも、病院のベッドでチューブを入れるような最期は可哀そうだからと、
このまま施設でお世話になることにした。

翌々日の朝、施設の看護師さんに「呼吸が苦しそうなので酸素ボンベしますが
いつどうなるかわからないので午後からでも来てください」と言われ、さあ大変!
あわてて様子見に行くと、ダンナの親戚がたくさん来てくれて、
翌日には九州に出張中の息子も呼び戻し、
娘と息子を見舞いに行かせている間、車の中で孫の世話。
その足で、子どもたちの喪服も買いに行き、さぁ年賀状はどうする? 
このまま年は越せるのか? 
段取りマンのダンナは、棺桶に入れる品物のリストまで作成し、
「今のうちに揃えてチェックしろよ」とうるさい。

私は今ひとつ実感が湧かないままだ・・

あれから1週間。

息子は再び仕事へ戻り、じーさまは利尿剤が効いて体中から水が抜け、
足のむくみもとれて3キロも体重減。
アンパンは相変わらず欲しがるし、先日は散髪してスッキリした顔していたし、
とても年が越せない状態には思えない。
たぶん、次のヤマ場までの小康状態だと思うけど、
このまま年が明けて92歳の誕生日を迎えられるような・・

もう今年もあと3日。年賀状もそろそろ手につけないとまずいよね?




コメント
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