細々と続けてますマイ企画。
真新しい鳥居と玉垣は平成19年の竣工。
石灯籠には三社宮と彫られています。
文政四年(1821)の頃は三社宮。
境内も最近かなりの改変があったのか、石灯籠と社殿と手水石以外は何もありません。
社叢も少なめ。
雲がかかってますが富士山が見えます。
今回は神山の浅間神社。
神山は御殿場市の最南端、有名なホテル「時の栖」がある地区。
最寄り駅は裾野市の岩波駅になります。
ロマンチック街道を通り神山へ。
神山は御殿場中心地より標高が200mほど低いので高原の雰囲気はあまりありません。
普通の田園地帯が続いており見通しがよく、浅間神社もすぐ見つかりました。
絶対に迷いそうにないところです。
真新しい鳥居と玉垣は平成19年の竣工。
鳥居の位置が独特。
古地図を確認すると参道が県道394号方面へ伸びていたのではないかと。
となるとかつての鳥居は数十メートル先にあったのではと想像できます。
社殿の建物も変わってます。
扉下方につまみのついた引き戸があって
その中に賽銭箱がありました。
ギギギッと開けるのちょっと緊張。
石灯籠には三社宮と彫られています。
駿河記ではこの神社は「浅間辨天山神三社」と記載されており、
昔は浅間神と弁天と山神が合祀されていたのか別々にあったのかは不明ですが
名称はまとめて「三社宮」だったようです。
文政四年(1821)の頃は三社宮。
神仏分離で仏教色の強い弁天が外されて名称が浅間神社に変更されたのかな。
山神様はどうなったんだろう?
そのまま合祀されたのかな。
摂社等の社も見当たりません。
静岡県神社庁は祭神を記載しないし、
御殿場市は郷土史の資料が少ないので調べても調べても…わかりません。
境内も最近かなりの改変があったのか、石灯籠と社殿と手水石以外は何もありません。
求む狛犬的奉納品〜
玉垣は道路沿いだけであとはなんとなくの石積み程度。
風通しよいです。
社叢も少なめ。
まだ若い榊があちこちに。
雲がかかってますが富士山が見えます。
まあ
モヤモヤは残りますが、シンプルで開放的な境内は寂しいどころか清々しく心地よく
居心地のよい神社ではありました。