その頃、町場のビデオプロデューサーに中には、
「言うだけで予算なし!」か、
「予算がないので何も言わない!」という輩が乱立し、
しかも経験不足の『なんちゃってプロデューサー』が多くなっていた。
そんな中で伊東プロデューサーはお金と人の管理だけでなく、作品についても
様々な提案をするプロデューサーだった。しかも資金を持っているので
言うだけでなく、お金も出してくれたので監督としては非常にやり易かった。
以降衰退の一途をたどるビデオプロダクションの中で
私が出会った最後のプロデューサーといってもよい。 . . . 本文を読む