お盆までに仕上げたい編集があり、始発電車に乗った。
夏の5時の空はすでに明るく、駅のホームから
梅田方面を見ると太陽が昇ろうとしている。
今朝は雲があり東の空は朝焼けだ。
コロナ第5派のまん延防止、緊急事態宣言により
オリンピックTV観戦が日常に収まった。
群を抜いて興味深かかった種目はスケートボード。
青空に向かって無重力と化した選手が舞う。
主力選手は十代で三十代選手はすでにレジェンドだという。
激走し、飛んで、舞う。
第2位はスポーツクライミング。
速さを競う「スピード」は15mの壁をわずか7秒ほどで登る。
「ボルダリング」では135度以上ものオーバーハングを登る。
まさにスパイダーマン&スパイダーウーマンだ。
今回はコロナ禍で無観客だが、
スケートボードもスポーツクライミングも
TV観戦よりもライブ観戦向きだ。
ただし、スケートボードはトリッキーなので
スローモーションがないと素人にはわからない。
もちろん私にもわからない。
それでも観客との一体感を創造すると
若者でギュウギュウ詰めのスタジアムでライブ観戦したい。
いずれもオリンピック新種目だが、世界的には競技人口も多く
スポンサー契約料も半端ないようだ。十代でもガッツリ稼げる。
ただし選手はお金が目的ではなく、楽しくてしかたないというのが
選手を見ているだけでわかる。
大リーグでは「野球少年」として名を馳せる大谷翔平選手並みの
楽しむ若者(未成年)がこの2種目には目白押し、
その目はギラギラではなく、キラキラしている。
ただ滑りたい。ただ登りたい。楽しみたい。そこに居たい。
オリンピックともなると世界の強豪が一同に介する。
選手同士が競技を通じて、すでに友情で結ばれており
リスペクトし合っている。
ナイスなプレイには心から讃え合う。
失敗したら励まし、成功すれば憧れる。
儀礼ではなく、リスペクトが生む愛だ。
今回のオリンピック中継を見てキラキラした瞳に
刺激を受けた子供たちが、
いつの日かオリンピックの舞台に立つことだろう。
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