株式会社プランシードのブログ

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その524.朝焼け

2021-08-08 15:42:31 | 制作会社社長の憂い漫遊記

お盆までに仕上げたい編集があり、始発電車に乗った。

夏の5時の空はすでに明るく、駅のホームから

梅田方面を見ると太陽が昇ろうとしている。

今朝は雲があり東の空は朝焼けだ。

コロナ第5派のまん延防止、緊急事態宣言により

オリンピックTV観戦が日常に収まった。

 

群を抜いて興味深かかった種目はスケートボード。

青空に向かって無重力と化した選手が舞う。

主力選手は十代で三十代選手はすでにレジェンドだという。

激走し、飛んで、舞う。

 

第2位はスポーツクライミング。

速さを競う「スピード」は15mの壁をわずか7秒ほどで登る。

「ボルダリング」では135度以上ものオーバーハングを登る。

まさにスパイダーマン&スパイダーウーマンだ。

 

今回はコロナ禍で無観客だが、

スケートボードもスポーツクライミングも

TV観戦よりもライブ観戦向きだ。

ただし、スケートボードはトリッキーなので

スローモーションがないと素人にはわからない。

もちろん私にもわからない。

それでも観客との一体感を創造すると

若者でギュウギュウ詰めのスタジアムでライブ観戦したい。

 

いずれもオリンピック新種目だが、世界的には競技人口も多く

スポンサー契約料も半端ないようだ。十代でもガッツリ稼げる。

ただし選手はお金が目的ではなく、楽しくてしかたないというのが

選手を見ているだけでわかる。

大リーグでは「野球少年」として名を馳せる大谷翔平選手並みの

楽しむ若者(未成年)がこの2種目には目白押し、

その目はギラギラではなく、キラキラしている。

ただ滑りたい。ただ登りたい。楽しみたい。そこに居たい。

 

オリンピックともなると世界の強豪が一同に介する。

選手同士が競技を通じて、すでに友情で結ばれており

リスペクトし合っている。

ナイスなプレイには心から讃え合う。

失敗したら励まし、成功すれば憧れる。

儀礼ではなく、リスペクトが生む愛だ。

 

今回のオリンピック中継を見てキラキラした瞳に

刺激を受けた子供たちが、

いつの日かオリンピックの舞台に立つことだろう。


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