最近私はドローンに凝っている。
そんな中、慌てん坊で、せっかちな私の
ドローンフライト初期の失敗談をいくつか・・
教訓①セッティングは正しく!
ドローンの羽根は2種類×2枚の合計4枚ある。
そのため羽根の付け間違えは警告してくれる。
それでもありえねー失敗をしでかす。
困ったことに羽根を付け間違えると警告は出るが
羽根は回転するのだ。
しかし、上昇しようとする羽根と、下降しようとする羽根が
同時に回るのだから、機体はねじれてズッコケル。
最初のフライトでのありえねー失敗談。
しかし、今でもつけ間違えることがある。
そのせいか、ドローンが事前に説明書付きでお知らせしてくれる。
実に賢い奴だ。
▲羽根は2種類、本体と羽根を色分けしてくれているのに間違える😢
教訓②「飛ばして覚える」は危険きわまりない!
ドローンは飛ぶが落ちる。
優秀なパイロットが操縦する、1機300~500億円もの
ジャンボジェットですら落ちるのだから
20万円ほどのドローンなんていとも簡単に落ちる。
飛ばしながら覚える事もあるが、
飛ばす前に覚えておかねばならない事もあるし、
何よりイメージトレーニングも大切だ。
私の場合はインターネットでググってマニュアルをつくった。
考えうる危機を想定してから
最初のフライトに挑みたいと考えたからだ。
しかし飛ばしてみると座学と実技が違うことを
思い知らされることになる(きゃ~!)。
▲私用のドローンマニュアル
教訓③必ず充電しておく!
何事も「やったつもり」はヤバイ。
私の場合「充電したつもり」が2回目のテストフライトで発生。
離陸して何十メートルも先に飛ばした矢先に
「電池切れ」とドローンが急に悲鳴をあげた。
そんなバカな!1週間前にフル充電したぞ!
まだ2回目のフライトということで
操作もおぼつかない中での飛行中に起きた電池切れ。
これには相当慌てた。
本来は相当早めに電池切れの警告が出るのだが
どうやら聞き逃していたようで、「もうあかん!」と
電池切れ寸前のドローンは強制的に着陸しようとする。
機体を上昇させては前進を繰り返し、
ホーム位置まで何とかたどり着いた。
電池切れのドローンの末路は墜落しかない。
2回目のフライトでのありえねー失敗談。
後にわかったことだが、ドローンのバッテリーは
繰り返す充電に対して過充電にならないよう、
設定日で自動に放電するようになっている。
すげ~。
確かに1週間前に充電したらバッグの中で
バッテリーが熱くなっていた。
「なぜに熱いの???」
バッテリーの熱さの意味に気づかず飛ばしたので
すぐに「電池切れ」の警告が出たのだった。
以降フライト前夜の充電と、フライト前の指差し呼称が
私のルーティーンに加わった。
「羽根よし!」「充電よし!」「離陸準備よし!」
▲4つランプがつけばフル充電
教訓⑤離陸地点をしっかり記憶させてから離陸する!
離陸地点(ホーム位置)をしっかり記憶させてから離陸しないと
最初のホバリング地点を誤ってホーム位置と認識してしまう。
当然のことながら誤認識した状態で、自動帰還ボタンを押すと
(自動帰還ボタンはトーシローには嬉しい機能なのだが…)
ドローンは誤認識した地点に着陸しようとする。
「川の中に着陸すんのかよ!帰ってこい!」
せっかちな私はとにかく離陸優先になり、誤認識が発生。
しかも万悪くバッテリーの自動放電による電池切れとの
合わせ技の悲劇が重なり、本当に慌てふためいた。
これも2回目のフライトでのありえねー失敗談。
▲無事帰還!!!
川村元気氏の小説「億男」(文春文庫)に、
「人間には自分でコントロールできないものが3つある。
それは命と愛とお金だ」という件がある。
今の私には、もうひとつ、それはドローンの操作だ。
しかし時間を掛ければ命と愛とお金よりもハードルは低そうだ。
ドローン教訓シリーズ第2弾、乞うご期待!
▲川村元気著「億男」より
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