株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その227.2015年・祭り前日

2015-05-16 06:30:31 | 制作会社社長の憂い漫遊記
5月3日、午前5時(晴)NOW。
毎日、ほぼこの時間には私は家を出て、
5時半~6時には会社で完全仕事モードになっている。
しかし今日は仕事もない、早起きなんてしなくていい。
なのに実は今朝は3時に目が覚めた。
というのも、明日から
本住吉神社礼大祭・だんじり祭が始まるからだ。
もちろん私も曳く。
だから興奮して早く目が覚めた。まじ勘弁、
小学生の遠足の朝の早起きよりも
さらにひどく前日からの早起きで~す。
人間ってなんでこんなに成長しないのか?
いい年こいてどんどん幼稚になる、ったく面倒くさい奴だよ。

そんなヤカラが集まって今夜は15時から前夜祭。
といっても呑むだけだ。
我々の業界で言うところの「天気祭り」。
しかし今夕から下り坂との予報。
思いきって今夕から未明にかけて雨は降り、
日の出と共に上がるというのが思惑なのだが・・・
そのためにも今夜の「天気祭り」で
しっかり呑まねばなるまいて!
どんなけポジティブやねん!?
そうなんです、みんな祭り男なんです。

5月3日、午後8時(雨)NOW。
私がこの歳になっても
いまだにだんじりを曳いているのは、
だんじりを曳くのが好きだと言うだけではない。
言うまでもなく、重さ4トンのだんじりは一人では曳けない。
大勢の老若男女が力を合わせなければ、1cmたりとも動かない。
常時100名からの人々がだんじりに触れている。
さらに食事を作る方(まかないさん)や警備担当の世話役さんなど
裏方の方々がいなければ動かない。
それだけ多くの人々がしかも無給で関わる
実に悲喜こもごもの人間観察ができる。学ぶことも多い。
だんじりを曳くという行為には、
「経営の危機管理」をはじめ「若手に任せ若手を育てる」
「上司のやるべきこと」「無敵の夫婦関係」
「地域で育てる親子のカタチ」「老いては子に従え」
「言って訊かせやって見せる」等々、
人が組織や地域、家庭で生きていくための教訓が
ドッサリ詰まっている。
現在、会社経営をするプレーイングマネージャーの私にとって
学ぶことのてんこ盛りだ。
その御礼も兼ね、私はだんじりでは子供会の世話役をしている。
子供会には必ず親が付き添うルールなので、
ここでも悲喜こもごもの人間観察ができて楽しい。
基本的には怒らず、ニコニコと掛け声を積極的に掛けつつ、
子供にも親にも接するようにしている。
私も、いまだに曳いている私の次女も、
だんじりに育てられている。

  2015年5月5日 本宮
  私の友人が写メを送ってくれた

最新の画像もっと見る

コメントを投稿