その４５４．初出。

１月４日は長女の結婚式の衣装合わせがあり
今年の仕事始めは例年より遅めの１月５日になった。
正月３日間は呑みすぎてカラダがボヤケていたので
４日衣装合わせの帰り道、ホットヨガに行きアルコールを抜いた。
年末から風邪気味なのに呑み続け、風邪薬も飲んだせいか、
余計に心身ともにボヤケていたが、
ホットヨガで完全に酒も風邪も抜けた。
最後に風邪薬を３錠のみ禁酒もして、
４時半起床し万全のいざ出陣だ。
弊社は６日が仕事始めなので今日の私は絶賛一人編集作業中。
一人ブラック企業だ。

この日のために、年末であろうが正月であろうが、
酒を呑もうが、トイレに入ろうがいつも携帯を手に持ち、
ブロックに分けて台本を書き貯めてきた。
その甲斐あって、ほぼ流れはできたが、
これを映像チックにまとめるのが難題だ。
映像は、文章と違って、論理的である必要はない。
むしろチグハグしながらも流れの中で
感情がちりばめていないと面白くない。
しかもオープニングとエンディングさえあれば充分
というインパクトがないとねぇ。。。

それにつけてもオープニングにインパクトがない。
なぜなら台本はあくまでも文章だからだ。
私の親父は大工だったが
「設計図通り建てると家は倒れる」が口癖。
シミル名言だ。
映像もまた台本通りに編集すると
「退屈で見とれん」となる。
前後を入れ換えてみる。
とたちまち、あちこちにヒズミが出てくる。
これを繰り返すとチグハグになって
映像っぽい面白さがでてくる。
こりゃまだまだ先が長いぞ。
推敲不足だね。もう一度練り直さねば。

夕方行き詰まり、本日閉店。
全てを忘れるために気分転換、
一人酒を決行することにした。
明日は一日空けて、また編集し、
また一日空けて、編集をと繰り返す。
こういう感じで進んでいくのが私風。
よし、今日は閉店だ。よし、呑もう。